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彼女に不安を感じる理由は何? 不安の正体と対処法を解説

小日向るり子

彼女が電話に出ない。急にきれいになった。彼女を泣かせてしまった。彼女がかわいすぎる。さまざまなことで、彼女に不安を抱くもの。一体そんな場合、どのように対処したらいいのでしょうか。心理カウンセラーの小日向るり子さんに教えてもらいました。

彼女からの連絡頻度が減った、電話に出ないことがある、など最近の彼女の言動に愛情を感じられなくて不安になるときはありませんか?

喧嘩をしたわけでもないのに彼女のことが好きすぎて「いつか離れてしまう日がくるのではないか」といった漠然とした不安があって辛いという方もいると思います。

今回は、彼女に対して不安になるという心理の正体とその対処法をお伝えしたいと思います。

この気持ちは何? 「彼女に対する不安」の正体とは

それではまず彼女に対する「不安」の正体を分析していきましょう。

彼女に対して不安を抱くのはあなただけではない

彼女からの連絡がないだけでこんなに不安になっている自分は女々しい男のような気がして情けなくなる、という声は「強くあれ」という教育を受けてきた男性特有の感情です。

しかし、人間の喜怒哀楽や不安、嫉妬といった感情に性差はありません。

まず不安を抱くことは情けないことでも弱いことでもなく人間として自然な感情であるということを理解してください。

多くの男性が持つ「彼女に対する不安」4つ

では、多くの男性は彼女に対してどんな不安を抱いているのでしょうか。代表的なものを4つ紹介します。

(1)浮気をしているのではないか

「もしかして浮気をしている?」と感じたときが挙げられます。

特に現在は各自がスマホを持つようになりましたので、夫婦やパートナーといえども相手の交友関係がわかりづらくなりました。

こうした環境も、浮気を疑うという不安の増大につながる要因になっています。

(2)他の男性に取られるのではないか

彼女の交友関係が広い場合に生じやすいです。交友関係が広いと必然的に彼女が他の人との付き合いに割く時間も多くなりますので連絡が取れないことが多くなります。

また、交友関係が広い人はコミュニケーション能力も高いです。環境要因と彼女の性質の両方が不安感情を煽ります。

(3)愛情が冷めたのではないか

急に連絡頻度が減った、最近会話がはずまない、デートのときにつまらなそうな表情をしている、など自分と過ごす時間に対して彼女の熱量を感じられない言動が多くなった場合に生じやすい不安です。

(4)愛想をつかされたのではないか

これは自分に非があると自覚がある場合です。

彼女が嫌だ、止めてと言っていることが止められずに何度も繰り返したり、逆に「こうしてほしい」とお願いされていることを一向にやらなかったり。

さすがに愛想をつかされて彼女が離れてしまうのではないかという不安です。

注意したほうがいい「不安」とは

ひとことで「不安」と言っても、彼女側の言動だけでなく自分自身の言動に端を発している場合など、様々なものがあることがおわかりいただけたと思います。

ここからは、注意したほうがいい「不安」についてご説明します。

(1)連絡頻度が短期間で急激に減る

付き合う期間が長くなってくれば付き合い始めのような燃え上がる関係から落ち着いた関係性に変化してきます。ですので、それに伴う連絡頻度の落ち着き方であれば問題ありません。

しかし、短期間で明らかに彼女側からの連絡頻度が落ちている場合は注意しましょう。

彼女の環境や気持ちに「なんらかの」変化があった可能性が高いです。これに彼女が転職や引っ越しなど環境変化を伴っている場合はさらに要注意です。

(2)外見や行動が変わる

好きな人ができるとその人好みになりたいと思うのは男女ともに同じです。しかし、外見でいえば、髪形やメイクに自由度が高い女性のほうが、気になる人ができたときに明らかな変化を見せます。

また外見以外でも、例えばお酒をまったく飲まなかった彼女が友人とバーに行った話をするなど、行動範囲にも変化があった場合はさらに注意したほうがよいでしょう。

(3)彼女が嫌がることを何度も繰り返した

「もうダメだ」と相手を見限ったときの女性の切り替えは早いです。

これは男女の脳の構造の違いもあるとされますが、女性のほうが結婚や出産のタイムリミットを意識している割合が高いためです。

特に浮気癖、借金癖、ギャンブル癖など「結婚相手」として見た場合に安心できない言動が自分にあり、彼女に泣かれたことがあるくらいなのに繰り返しているような場合は注意してください。

これまで許してくれていたから今度も大丈夫だろう、ということはありません。

▶次のページでは、彼女に不安を抱いたときの対処法を紹介します。

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