風水の鬼門・裏鬼門とは? 調べ方と対策#李家幽竹の風水ハック
鬼門に置くと良いもの&すると良い習慣
鬼門に置くと良いアイテムや、ダメなものとは? または、すると良いことと、してはダメなこととは?
良いこととNGなことを教えてもらいました。まずは、鬼門に置くと良いことや、すると良いことを紹介します。
(1)空気清浄機を置く
たとえ鬼門にあたる場所をきれいにしていても、空気の入れ替えがまったくない状態では気が淀んでしまうのでNGとか。できれば空気清浄機を置いておくのがオススメだそうです。
不浄な空気が流れた瞬間に悪いことが起こる場合もあるそうですよ。窓を開けて空気を入れ替えたり、利用しない部屋でも1日1回は人が入って気を通すのが良いみたいです。
(2)良い香りを漂わせる
鬼門には、良い香りを漂わせておくと良い変化が期待できるそう。恋人ができたり、チャンスに恵まれたりするなど、縁を呼び込む「風」を起こすことができるのだとか。
玄関の靴の臭いや、トイレの雑菌の臭い、キッチンの生ゴミの臭いなどには十分に気をつけましょう。
香りはラベンダやパパ―ミントなど、浄化を促すような香りがオススメだそう。拭き掃除のときにパパ―ミントオイルをちょっと垂らすだけで、浄化力が大きく違うようですよ。
(3)花や観葉植物を置く
生気のある花や観葉植物は、鬼門に良い気を呼び込んでくれるそう。玄関、トイレ、リビング、キッチンなど、すべての場所に効果的のようです。
生気によって命を活性化させる場所にすることで、つねに良い変化が起きやすくなるとか。植物の手入れだけでなく、鉢植えの周辺もきれいにメンテナンスすることを心がけましょう。

李家幽竹先生に、花や観葉植物の風水的な役割や置き方、選び方、避けたい観葉植物などについて伺いました。
(4)季節の置物を飾る
鬼門には「時」をつかさどるアイテムを飾るのもオススメだそうです。時計やカレンダー、季節やイベントの置き物など。時を表すアイテムを鬼門に置くことで、良い変化を起こしてくれるそう。
ただし、時計は必ず正確な時を刻んでいるかこまめに確認を。
また、季節外れのアイテムを置いておくと逆にチャンスやタイミングを逃しやすくなってしまいます。置いたアイテムが旬を過ぎていないかも、こまめにチェックしましょう。
(5)水回りを重曹で掃除する
鬼門や裏鬼門の掃除は、重曹を使って拭き掃除をするのがオススメだそう。悪い気を一緒に拭きとることができ、普通の水拭きよりも「気」がさらにきれいになるそうです。
塩を使って浄化することも効果的ですが、二度拭きしなければいけないので手間になりがち。重曹を効率よく活用して、毎日きれいな気を保ちましょう。
鬼門に置いてはダメなもの&してはダメなこと
(1)死を表すものを置く
枯れた花やドライフラワー、ポプリなどは「死」を表すアイテム。鬼門に置くとより悪い変化を起こしやすくなるそうなので、すぐにやめましょう。動物の毛皮や剥製、ペットの遺骨も同様だそうです。
また、フェイクファーでも、見た目が同じなので「死」をイメージさせるアイテムなのだとか。処分できないものは、なるべく他の場所に収納するようにしましょう。
(2)古いものを置いておく
古いものを鬼門や裏鬼門に置いておくのは、運気を下げてしまうのでNGだそう。古い雑誌や本、いつか着るかもしれないと眠っている流行遅れの洋服、なんとなく捨てられないいただきものや旅行のお土産など、心当たりのあるものがありませんか。
鬼門や裏鬼門に限らず、古いものをいつまでもとっておくと、チャンスに弱い体質になってしまうそうです。ホコリが溜まっている状態は、もっともNG。なるべく古いものは処分して、運気を活性化させたいですね。
(3)黒いものを置く
鬼門や裏鬼門の場所に、黒いアイテムを置くのは避けたほうが良いそうです。黒は「陰」の気を増幅してしまい、良い気が離れていってしまう色なのだとか。
小物などに黒を使う分にはかまわないそうですが、インテリアのメインカラーに黒を使用したり、家具やベッドまわりに黒を用いるのはやめましょう。なるべく鬼門は白く、明るく、きれいにしておくことが基本だそうです。
(4)物を詰め込む
鬼門や裏鬼門に収納がある場合、物を無理に詰め込んだり、ごちゃごちゃに入り乱れた状態にしたりしていませんか。
物を詰め込み過ぎていると、せっかくの良い気も入ってくることができず、悪い気が停滞してしまうことになるそう。
収納は中身が見えないからと安心することなく、スッキリと整頓しておきましょう。
(5)裏鬼門に極度に重いものを置く
裏鬼門においては、重たいものを置くのを避けるのが良いそうです。特に、絶対に動かせないような極度に重たい家具などはNG。
そうした重量のあるものを裏鬼門に置くことで、地盤が重くなって運気もダウンしてしまうそう。引っ越しや模様替えをする前に、頭の片隅に入れておきましょう。
(6)盛塩をする
鬼門と裏鬼門に盛り塩を置くと、鬼が出られなくなり邪気がたまるという説があるのです。
逆に、不吉な方位だからこそ邪気が入ってこないよう盛り塩を置いた方がいいという考えもあります。
そのため、一概に「鬼門と裏鬼門に盛り塩を置いてはいけない」とはいえませんが、不安がある人はやめたほうがいいでしょう。

やめたほうがいい盛り塩とはどのようなものなのでしょうか? 盛り塩のNG例や正しいやり方を紹介します。
▶次のページでは、鬼門の歴史を紹介します。