嫌なことから逃げる人の心理とは? 逃げ癖を改善するコツも紹介
嫌なことから逃げる癖の改善方法
では、上述の判断基準で「嫌なことから逃げるべきではない」と判断したときどうしたらいいのでしょうか。
嫌なことから逃げずに、どのように乗り越えるといいのかについてご紹介します。
(1)うまくいかない自分の現状を受け入れる
たとえば仕事でミスをしたり、プレゼンで緊張して失敗したりした場合には、うまくいかなかったことを今の自分の実力だとしっかりと認め、受け入れるステップが必要になります。
「私はダメだ」「もう嫌だ」と自分を責めてしまうのは、失敗を受け入れていないからです。「今回は失敗したけど次は同じ過ちを繰り返さないようにしよう」「もっとできるようになろう」、と前向きに考えを切り替えていくためには、まず現状を受け入れることが必要になります。
(2)自分の癖や考え方を変えてみる
職場での人間関係が嫌な場合、実は職場を変えたとしても、また同じことが起こる可能性が高いです。
たとえば、いつも言いたいことを言えない癖があるのなら、意見を伝えられる自分になることが近道です。どこにいってもなめられてしまいやすい人も、自分の接し方や自信のなさなどを変えてみましょう。
まわりを変えようとするより自分の癖や考え方を変えたほうが早いです。
自分の内面に原因があることは逃げても、問題が先送りになるだけで解決はしません。ならば、今の職場で、勇気を出して自分のパターンを変えていくことにチャレンジしたほうが建設的です。
(3)相談できる人を持つ
自分ひとりで考えていると「嫌だ嫌だ」とネガティブになってしまいがちですが、話すことによって客観的に自分の現状を捉えられるようになります。
相談できる人を持つことは、逃げたいという一時の感情に流されることなく、中長期的な視点で自分の人生を見ていくのに効果的です。
(4)逃げたあとのことを想像する
一時の感情に流されて逃げた場合、そのあと自分がどうなるのかをリアルに想像してみましょう。
逃げてばかりいるとそのあとの人生の選択肢は狭まり、先細りしていくことが多いです。
たとえば、仕事を断ったことで社内の主要人物から外されてしまうことや、また一から転職活動をする様子などをイメージしてみると、今踏ん張って頑張ったほうがはるかに楽だという場合もあるはずです。
(5)嫌なことにも意味があるかもしれないと考えてみる
今は嫌なことでも、将来「得るものが多かった」「あのおかげで今がある」と思えるようになることも多いものです。
ひたすら数をこなしていくうちに、さまざまな発見があることも多いので、「今これをやる必要があるということは、何かを学べということかもしれない」と考えて、とにかくやってみましょう。
嫌なことがあったら逃げるべきか自分に問いかけよう!
壁に当たったとき、逃げたいと思う人は多いですよね。とはいえ、一時の感情に流されてしまうと、成長の機会を失い、年齢とともに人生の選択肢がどんどん減っていく可能性があります。
過度のストレスで体調に異変を感じるときは、すぐに逃げて自分を守ることが大切ですが、人間関係でうまくいかないときは、たとえ逃げたとしても問題の先送りになるだけの場合も多いです。
逃げてもいいことなのか、それとも真摯に向き合うべきことなのか、よく見極めてから臨機応変に行動しましょう。
(高見綾)
※画像はイメージです
※この記事は2019年11月20日に公開されたものです