嫌なことから逃げる人の心理とは? 逃げ癖を改善するコツも紹介
嫌なことから逃げる原因となる心理
嫌なことから逃げたくなる背景にはどういった心理があるのでしょうか? 詳しく見ていきましょう。
(1)失敗への恐怖心
嫌なことから逃げたくなる原因となる心理に、失敗への恐怖心があります。
うまくいかなかったせいで自分の評価が下がることを恐れる人もいれば、失敗した自分がかっこ悪くて受け入れられない人もいます。
逃げる人はプライドが高い場合もありますが、「失敗して傷つきたくない」という気持ちが強いようです。
(2)完璧主義
嫌なことから逃げたくなる原因の1つに、完璧主義があるでしょう。「完璧でありたいし周りから良く見られたい」という思いが強いと、少しの失敗も許せなくなります。
そのため、「ちょっとでもうまくいかない可能性があるのならやらない」という選択になるのです。
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(3)「できるだけ楽をしたい」という気持ち
嫌なことから逃げたくなる背景には、「できるだけ楽をしたい」という気持ちがある場合も。
壁にぶつかった時はどうすれば良いのか考えて実行していく必要がありますが、その考える作業が難しくて面倒に感じてしまうのです。
そして、手っ取り早く楽をしようと思った結果、逃げるという選択を取ってしまうのでしょう。
(4)「問題を先延ばしにしたい」という気持ち
嫌なことから逃げたくなる背景には、「問題を先延ばしにしたい」という心理が隠れているかもしれません。
嫌なことに直面した時に生じるネガティブな感情を受け入れられないと、目を背けて問題を先延ばしにしようとする場合があります。
こうして一時的な安心感を手に入れて、問題を解決した気になろうとするのです。
▶次のページでは、嫌なことから逃げるのはダメなことなのか解説。また、嫌なことから逃げるべきかの判断基準を紹介します。