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もうすぐ梅雨。ビニール傘をよく使う女性は43%

マイナビウーマン編集部

日本洋傘振興協議会によると、洋傘の国内年間消費量は推計で1億2~3千万本程度。そのうち8千万本がビニール傘(「ビニール傘.com」より)で、その消費量は世界一とまで言われているそう。多いハズですね。

そこで今回は、働く女性にビニール傘の利用について聞いてみました。

「あなたは、雨の日にビニール傘をよく使いますか」

よく使う         (43.3%)
ほとんど使わない     (56.7%)
※有効回答数296件

はじめにご紹介した年間消費量のデータによると、洋傘消費量の6~7割程度がビニール傘のようですので、納得できる割合ですね。

ビニール傘よく使う派の意見

ビニール傘は手軽で安い!

・「傘は壊れやすいしなくしやすいから」(34歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「壊れてもいいように安いものを使っている」(28歳/小売店/販売職・サービス系)

・「コンビニなどで買う機会が多いため」(27歳/不動産/営業職)

雨が止んでしまうと、うっかり忘れてしまう傘ですが、お店の傘立てなどに取りに戻るとないことも。風が強い日などは、傘が飛ばされることもあります。

また、出先で雨に降られたときに、コンビニや駅で手軽なビニール傘を買う、というケースも多そうです。

傘にこだわりがないので、ビニール傘で充分

・「あまり傘にこだわりがないため」(31歳/その他/販売職・サービス系)

・「雨をよけるだけなので簡素でいい」(33歳/金属・鉄鋼・化学/その他)

ビニール傘をよく使う人の中には、傘にこだわりがないとの意見も挙げられました。

いえいえ、私、おしゃれに敏感なので

・「シンプルでどんな服にでもあうから」(22歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「傘の使用頻度が高くないので、その日の服装や場面を選ばずに気軽に使えるから」(33歳/自動車関連/技術職)

・「最近、ビニール傘のほうが可愛いデザインのものが多いので」(34歳/その他/販売職・サービス系)

ビニール傘は基本的に色がないので、どんな服装にも合いますよね。それに、無色透明のものだけでなく、いろんなカラーや模様のデザインも増えてきています。

かわいい傘も持っているけど

・「かわいい傘を持っているが、壊したり汚したくないから」(33歳/医療・福祉/その他)

・「かわいい傘ももっているが、会社のロッカーなど置き傘はビニール傘になるし、普段天気予報をちゃんと見て傘を持ち歩いていないので、どうしても置き傘のビニール傘を使うことになってしまう」(34歳/その他/秘書・アシスタント職)

「わかる、わかる」という声が聞こえてきそうな意見です。お気に入りであればあるほど、使いたくなくなるのが傘ですよね。

ビニール傘は使わない派の意見

愛用の傘を使います!

・「気に入った傘を使いたいから」(32歳/ソフトウェア/事務系専門職)

・「かわいい傘のほうが気分が上がる」(31歳/医薬品・化粧品/その他)

・「お気に入りの傘のほうがうれしいし、失くさない」(27歳/機械・精密機器/営業職)

雨の日はどんよりしていて、気分も落ち込み気味。お気に入りの傘で、気分を上げていこう! ということでしょうか。

いろいろ便利な傘がある

・「持ち運びに便利な折り畳み傘を常に携帯しているから」(30歳/医薬品・化粧品/営業職)

・「透明な傘だと紫外線カットしてくれるとは思えないからいつも紫外線カットの傘を使う」(32歳/小売店/販売職・サービス系)

・「自転車に乗ることが多いので、ほぼカッパを使用」(26歳/学校・教育関連/専門職)

お気に入りの折り畳み傘で、急な雨に対応していると多くの人が回答しました。紫外線カットの傘も、最近よく見かけるようになりましたね。雨晴兼用なのことも多いので、その分、出番も多くなります。

また、レインコートを使っているとの意見もありました。レインコートだと、両手があきますし、服もぬれず、風に飛ばされることもないので、便利です。

ビニール傘の欠点が気になります

・「風が強いときビニール傘だと壊れるから」(31歳/情報・IT/事務系専門職)

・「ビニール傘は透けて見えるから」(24歳/医療・福祉/専門職)

・「自分のものかわからなくなるから」(29歳/医療・福祉/専門職)

強い風の映像や画像には、壊れたビニール傘が飛ばされている風景がよく使われます。「ビニール傘=壊れやすい」というイメージが定着してしまっていますね。

また、ビニール傘は透けていて、見せたくないものも見えて困ることもあります。手軽に買えることも利点ですが、同じものをたくさんの人が持っているので、自分のものであるという識別がしづらいという欠点も。

使わない派、その他の意見

・「大雨じゃない限り持たない。面倒だから」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「雨の日は極力外出を避ける」(34歳/情報・IT/クリエイティブ職)

・「プレゼントされた傘を使っているから」(32歳/その他/秘書・アシスタント職)

今回のアンケートで「ビニール傘は使わない派」の意見として案外多かったのが、「傘を使わない」というもの。確かに、車で移動することが多い人は、傘を使わず走ったりして対応するのかもしれません。「雨の日は外出しない」という意見も、「傘は必要ない」という意見ですね。

まとめ

今年2月に「JR東日本は2019年度から「傘」のお忘れものの保管期間を1カ月とします」というニュースが流れました。その理由のひとつは、返却率が1割程度と低いこと。忘れた人が問い合わせない、ということのほかに、傘は持ち主の特定が難しいということも返却率を下げている原因です。

ワンコインのビニール傘でも、お気に入りの傘でも、できればなくさず長く使いたいですね。

(マイナビウーマン編集部)

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2019年5月10日~5月12日
調査人数:296人(22~34歳の働く女性)

※この記事は2019年05月31日に公開されたものです

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