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専門家 出会い

嫌いな人=無視、だけじゃない。“本当は嫌い”な人に無意識でとってしまう態度

平松隆円(化粧心理学者)

嫌いな相手はその“存在ごと無視”できたらいいけれど、職場の上司や先輩相手にそれはかなり無理な話。だからたいていの大人は本当の気持ちを押し殺し、がんばって、あたりさわりなく接するわけです。ですが無意識のうちに、“嫌いサイン”は出ているもの。今回は、隠しているつもりでも隠しきれない、“嫌いな人に無意識にとってしまう態度やしぐさ”について、化粧心理学者の平松隆円先生にお聞きします。

誰だって嫌いな人の一人や二人、いて当然です。ただ、大人になると、その嫌いな人が同じ職場の上司であったり、仕事上でどうしてもつき合わないといけない人だったりします。そうなると、学生のころのように、無視をしたり、LINEをブロックしたり、なんてことはできません。どうしても、自分がその人のことを嫌いなことを相手にさとられないように、つき合っていかないといけないものです。

ですが、相手のことが嫌いという感情は、知らず知らずのうちに、態度や言動に表れてしまいます。

隠しきれずに出てしまう、“嫌いサイン”5つ

1. 目を合わせない

嫌いな相手は無視をしがちですが、単に“顔を合わせない”というだけではなく、話しているときでも“目を合わせない”ということは、けっこうあります。

嫌いな人 無視

逆にいえば、好意をもっている相手や興味のある相手には、目を合わせやすいもの。いくつかの研究では、好意をもっている相手を見るときは、瞳孔が大きく開くともいわれています。

2. 笑顔になれない

芸能人ならともかく、私たち一般人が意識的に笑顔を作ることはむずかしいものです。「えー、そんなことないでしょ」と思うかもしれませんが、本当にむずかしいんです。

嫌いな人 無視

たとえば笑顔の特徴といえば、目尻が下がり、口角が上がる、いわゆる「スマイルマーク」の表情です。ですが、意識して口角を上げて笑顔を作ることはできても、目尻を意識的に下げることはむずしいものです。いわゆる“目が笑っていない”表情がこれにあたります。

3. 微妙な距離感

心理学やコミュニケーション学の世界では、“空間行動”とよばれていますが、嫌いな人とは無意識に距離をとってしまうものです。たとえば、学生たちの講義を受けているようすを観察していても、好意をもっている者同士は隣り合って席につきますが、そうでないとひとつ席を空けて座ったりします。これは、わかりやすい一例です。

嫌いな人 無視

ほかにも、パーソナルスペースという言葉を聞いたことがあるでしょう。それ以上他者に近づかれると窮屈に感じたり、不快に感じる距離のことです。仲のいい友人や恋人には抱きつけるくらい(※密接距離:0~45cm)近づかれてもなんとも思いませんが、知らない人や嫌いな人だと、手を伸ばさないと触れることができない距離(個体距離:45~120cm)ですら、近づかれたら不快な感情になります。相手が近づいてくることだけではなく、当然自分からも近づこうとしません。なので結果的に、相手との間に微妙な距離をとってしまうことになるんです。

4. 会話が続かない

恋人に対してもそうですが、ケンカをしていたり、恋愛感情のレベルが下がっているときには、相手に話しかける頻度が下がりますよね。相手から話しかけられても、そっけない返事をしてしまう。ようは、会話をする気になれないわけです。

嫌いな人 無視

嫌いな相手も同じで、嫌いだからこそわざわざ会話をしようとはしません。必要以上の会話をしないため、結果的に会話が続かなくなってしまうんです。

5. 声のトーンが低い

努めてふつうに話をしようと意識しても、その会話の声が低いことがあります。友だちと、興味のあることや好きなことについて話をしているときには、声が急に大きくなったり、トーンが上がって声が高くなったりしませんか。

嫌いな人 無視

嫌いの場合はこの逆。もちろん地声が低いという人もいますが、興味や好意のあるなしは、声のトーンや話すテンポにも表れます

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