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男女の違いとは? 女が知らない「男性の性欲」の真実

森林原人

男性はなぜセックスをしたがるのか?

快感を得やすい男性は、動物的本能として快を求めてセックスをします。

でもそれだけではありません。むしろ、純粋に肉体的快感だけを求めてセックスをしている男性は、今の日本には少ないのではないでしょうか。

セックスの裏にある「支配欲・社会的要請・承認欲求・義務感」

先ほども書いたように、セックスのリスクを知ってしまうと、そのリスクと得られる快が見合っていないように思えてきます。

それでもセックスをするのは、本人も自覚していない意識下に、「支配欲」「社会的要請」「承認欲求」「義務感」などがあるからだったりします。

ちなみに恋愛感情とセックスの結びつきは薄い

一方で、ロマンチックに愛とセックスを結びつけ、恋愛感情や愛着の表現としてセックスをするのは、そもそも日本の文化として定着していません。

これも、なぜそう言い切れるのか?

それは、日本の家庭では、両親がセックスをしている姿が想像できないという人が大半だからです。

現在の日本において、男女関係の基本とされている夫婦からセックスの匂いを感じとらなかった子どもは、当然ながら男女関係にセックスを持ち込む流れを身につけられません。

さらに、性の匂いをさせないのは、父親以上に母親のはずです。

日本におけるスタンダードな男性の価値観である、自分の彼女や奥さんには性的な匂いを求めないのに、一方でエロい女性が好きというダブルスタンダードは、こんな家庭環境から生まれています。

愛情を互いに持つ2人が一緒にいれば、自然とセックスという表現行為になっていくと身につけていなければ、ほかの流れからセックスを学んでいくしかありません。

たとえばエロ本などのフィクションから「情報」としてセックスを学ぶと、セックスが何かしらの手段になります。そういったとき、大抵女性はモノ扱いになっています。

自分の支配欲を満たすためのモノ。社会的評価を得るためにゲットすべきモノ。自分の価値を確認するためのモノ。それが男性の根幹にあるセックスしたい理由です。

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