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20歳差結婚は本当に後悔しない? メリット・デメリット&幸せな20歳差婚のコツ

ひろたかおり(恋愛コラムニスト)

20歳差結婚のデメリット

反対に、20歳差結婚する時のデメリットには、何があるのでしょうか。

(1)パートナーに先立たれる可能性が高い

たとえば、30歳の女性と50歳の男性が結婚した場合、30年後は60歳と80歳になっています。

まだまだ生きられる女性に比べ、男性は早く亡くなる可能性が高く、ひとりぼっちの老後となる将来について考えておく必要があります。

ですが、年齢差があるからこそ普段の健康管理により気をつけるなど、2人で長く生きるための工夫ができます。将来についてしっかり話し合っておきたいですね。

(2)子どもができても経済的に不安

結婚した当初は、男性のほうが稼いでいるかもしれません。しかし、子どもが成長していろいろとお金がかかる時期に、男性が会社を退職している可能性があります。

たとえば女性が30歳、男性が50歳で結婚し、すぐに妊娠・出産をしたとします。子どもが18歳になるころ、男性は68歳。

もし年金暮らしの場合、女性の稼ぎに頼らざるを得ないことがあります。

(3)両親に反対される

20歳も年齢差があると、お互いの両親に反対されることがあります。

年下側の親にとっては、息子や娘が将来また1人になってしまうことなどを心配するのは当然であり、また年上側の親も、若すぎるパートナーに対する不安などを持つのは当たり前であると考えなければいけません。

反対されるのは悲しいですが、両親の心配を無視して無理に結婚しても、祝福されないばかりか、その後の関係も悪くなることに。

両親が不安に思う点は2人でしっかり説明し、少しでも安心してもらうことをまずは考えたいですね。

(4)価値観のギャップが激しい

20歳差のパートナーとは、過ごしてきた時代が全くちがうので、価値観が異なることがあります。

例えば「女性は男性より一歩下がってついてくるもの」など、相手の古い考えと合わない点があると意見が衝突しやすくなり、疲れてしまうことも。

価値観のギャップは仕方ないと割り切って、2人が居心地のいいやり方を考えていきましょう。

(5)介護の問題が早く訪れる

老後を考える上で避けて通れないのが、介護の問題です。

20歳上のパートナーの場合、どうしても相手の方が早く介護が必要になる可能性が高いほか、相手の両親についてもお世話を考えるタイミングが早く訪れることを忘れてはいけません。

その時になって慌てないためにも、介護のことはあらかじめ負担などを話し合っておきましょう。

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