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「男友だちと飲みに行く彼女」許せる? #恋の答案用紙

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

女性が気になる恋愛事情を、社会人男性のみなさんに2択アンケート調査。恋愛コラムニストの神崎桃子さんが男心を分析し、悩める女性を救います!

女性が気になる恋愛のアレコレを、男性たちに2択アンケート調査。結果をもとに、恋愛コラムニストの神崎桃子さんが男心を分析します。今回は「彼女の男友だち」にまつわるアンケート。

彼女と男友だちが2人で飲みに行くこと、許せる?

A子「彼に『このあいだ地元の男友だちと飲んで~』って話したら、『仕事関係ならともかく、プライベートで男友だちと2人で飲みに行く必要ないでしょ』ってキレられた」
B子「ええっ!? そんなの厳しくない?」
A子「ほんとだよ~! 彼氏と出会う前から友だちだし、心配するような関係じゃないのに……」
B子「男友だちなんて『恋愛対象として見られないから友だち』なわけで、異性としての魅力は感じないのにね~」

こんなふうに、彼氏以外の男性と2人で飲みに行ったり、趣味やサークルなどを通じて男女複数人で飲み会をしたりする女性は多いはず……。

そこで、今回は「自分の彼女が男友だちと飲みに行くこと」をどう思っているのか、男性たちに聞いてみたよ~~~!

Q. 彼女が男友だちと2人きりで飲みに行くこと、許せますか?

はい:40.1%
いいえ:59.9%
※有効回答数177件

へ~~~! そうなんだ。もっと「許せない派」の男性が多いかと思っていたら、意外とイマドキ男子は彼女の意思を尊重する風潮のよう。ま、頭ごなしに「許せない」と否定するのも女性の反感を買うだろうしね。

「自分の彼女が男友だちと2人きりで飲みに行くことを許せる」「いや、許せない」という男性たちの、それぞれの言い分を見てみよう!

「彼女が男友だちと飲みに行くのを許せる」派の男性心理

彼女のプライベートを束縛したくない

・「友だちと飲みに行くぐらいで文句を言うと、束縛をしているような印象を与えるから」(33歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「束縛をすることをしない。向こうにもされたくないので」(36歳/小売店/営業職)

なるほど~。彼女のプライベートに水を差したくないんだろうね。

自分が束縛されたくない男性なら、当然彼女のことも束縛しないはず。彼女を自由にさせるのは、自分自身も詰問されたり疑われたりするのが嫌なんじゃない?

「仕事と私、どっちが大事なの?」「本当に残業?」「さっき電話出なかったけど何してたの?」「明日の予定は?」「今度の休みはいつ?」「今何してる?」な~んていちいち聞かれるのが面倒なんだろうね。

男友だちと飲みに行くことに嫌な顔せず快諾してくれるような彼氏には、そういう干渉は絶対しないほうがいいよ。彼の行動を管理する女性は、鬱陶しがられるだけだからね。

彼女を信用しているから問題ない

・「彼女を信頼しているし、友だちならやましいことはないと信じるから」(33歳/情報・IT/技術職)

・「信頼関係があるから。また、拘束する権利がない」(37歳/その他/その他)

男友だち相手に、女性からやましいことなんてまずしないよね(笑)。それに女性は「自分の好みじゃないからこそ友だち」と思っていることが多いから。

相手が自分の好みなら、友情より先に恋心が生まれちゃうもん。それこそ彼氏がいたら、自分好みの男性との接触は危険だからより避けるだろうね。

つまり「男性として見られないからこそ2人で会える!」というのが女性なのだけど、相手の男友だちはどう思っているんだろう? いくら彼が彼女を信頼していても、男友だちのほうが彼女に興味がないとは限らないからね。

「彼女が男友だちと飲みに行くのを許せない」派の男性心理

浮気につながるんじゃないかと心配

・「男と女は何かしらのことがあるのが普通だと思うから。いくら友だちでも、度合いによってさまざまだから」(38歳/運輸・倉庫/技術職)

・「彼女が襲われるのではないかと心配だから」(32歳/団体・公益法人・官公庁/その他)

そうね。相手の男性から不意にキスされたり、手をつながれたりする可能性はなきにしもあらず……。

シチュエーションによっては、男友だちが衝動的な行動をとってしまうかもしれないよね。普段は自制していても、2人で時間を共有するうちに理性がきかなくなってしまうことも。

自分の彼女がほかの男性にキスされたり、ボディタッチされたりすること、想像したくないもんね。

彼女を信じているが、気になってしまう

・「友だちだと気持ちでは理解しているが、好きだからこそ、信頼があるからこそ、どこか気持ちがヤキモチする部分がある。許さないとまではいかないが、何かあったらと思うと心配になります」(28歳/人材派遣・人材紹介/営業職)

・「信じてはいるけど、気にしないと言っても無理がある。好きだから」(34歳/商社・卸/営業職)

自分の知らない男性と彼女が飲みに行くことを許したって、結局は気になるもの。

同じ男性だからこそ「酒の席で男性がどういうことをしたがるのか」「男性が酔うとどんなふうになるのか」をよく存じ上げているからね(笑)。

女性側はそんなことを微塵も気にしていなくとも、男性からすると「飲みに行く=男女の関係になるチャンス」と無意識のうちに捉えてしまうことも。

「飲みに行くのが許せない」とまでは言わないけど、「何かあったらどうしよう」とモヤモヤしている彼の気持ちはわかってあげてね。

恋の教訓:男友だちと飲むことを許してくれるのは「男のプライド」と「あなたへのやさしさ」

男友だちと飲みに行くことを許してもらっても、彼からすると当然おもしろくはないだろうね。

ただ、そういうことにイライラしちゃうと「心が狭い」と思われかねないから、嫉妬心を顔に出さないようにするのが“男のプライド”なんだよ。

彼女のことはすごく気になるけど、「行くな!」と彼女の行動を制限してしまえば、自分自身も「俺って器の小さい男」と感じてしまうし……。

それに、自分の感情で彼女の友だち付き合いを制限したくない、尊重したいという気持ちもあるだろうね。

男性の本音は「『行くな』とは言えないけど、心の中では穏やかでいられない」ってところ。

そんな彼にしてあげられるのは、少しでも心配を払拭すること。

男友だちや仕事関係の男性と飲みに行くときは、きちんと彼に報告したり、「今から帰るよ」「家に着いたよ」LINEをしたりして安心させてあげることだね。

(文:神崎桃子、イラスト:タテノカズヒロ)

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2019年2月19日~2月20日
調査人数:177人(22~39歳の働く男性)

※この記事は2019年04月06日に公開されたものです

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト) (恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

「恋が続かない」「出会いがあってもいい人止まり」「結婚にたどりつけない」「男(女)に逃げられてしまう」「復縁したい」「絶賛不倫中」「婚外恋愛したい」「結婚生活がうまくいかない」など、男女問わず"恋愛初心者から上級者まで"あらゆるカテゴリの恋愛にフォーカスできる恋愛専門家。

これまで大手ポータルサイトに数々の連載コラムを寄稿、自ら経験して得た"恋の教訓"を各メディアから幅広い年代の読者に伝授してきた。

男女の思考回路の違いや男心女心を追求した記事は定評があり男性読者も多い。

著書には「なぜ女はこんなことで怒るのか ~不機嫌な彼女をなだめる10の掟~」(impress QuickBooks)、「恋愛サファリパーク~必要なのは女子力よりサバイバル力!」(すばる舎)、などがある。

恋愛映画のコメンテーター、ライター養成、文章セミナー、恋愛セミナーの講師としても活動中。"草食男子仕置人"としてダメンズたちに積極的に関わり、恋愛アドバイス等も行っている。

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