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男性が本当に喜ぶ「魔法の言葉」10選

尾池哲郎(工学博士)

男性が喜ぶ5つの語感と5つの言葉

さっそく「すごい」一択に絞って、男性が喜ぶ5つの語感を紹介します。

(1)「すごかったよ(ニコ)」

男性は距離感に敏感です。

寄り添われているような「すごかったよ(ニコ)」は、さらっとした印象とは裏腹に、一生脳裏に焼きつくほどの熱量を持ちます。

(2)「すごーい!(驚)」

一緒に喜んでくれる「すごーい!(驚)」も、男性のやる気を120%引き出します。

両手を上げたり、拍手をしたり、全身でアピールされるとアドレナリンが止まりません。

(3)「……すごい(嘆息)」

男性は女性の真顔に弱いです。

特に男性のなかに「やりきった」達成感がある場合、それを褒める女性側も感情を抑えてみてください。男性同士の友情に近い感動を与えます。

(4)「すごいです(素)」

恋愛感情を持っていなかった女性から突然「すごいです」と言われると、その意外性にドキッとすることがあります。

恋愛感情を引き出すには素のリアクションがオススメです。なぜなら、男性は素の状態こそ本音を言っていると解釈し、相手の女性に対して距離の近さを感じるから。

男性間では「今、あの子素だったよね?(やった、本音が聞けた)」と捉える会話がしばしば繰り広げられます。

(5)「すごくない?(隣の人に)」

直接よりも第三者への「すごくない?」のほうが男性の耳は大きく反応します。

聞こえるか聞こえないか、ぎりぎりの音量は難しいですが、届いたときのインパクトは5つ中最高です。

以上「すごい」に絞った語感5選でしたが、バリエーションがなければ退屈だと思います。5つの語感につなげて言うと、男性がもっと喜ぶ応用編「5つの言葉」を考えてみます。

(6)「すごかったよ。だってがんばったもんね(ニコ)」

男性がどれくらい単純かというと、実は名声やお金そのものにはそれほど興味はないのです。

愛する人から「がんばったね」と言ってほしい。その一心で名声やお金を求めています。

(7)「すごーい! なんでもできるんだね!(驚)」

男性は自分を常にバージョンアップしたいと考えています。馬力と万能性。それが自分の価値を高めると信じているのです。

驚きの表情を添えて、彼のレベルをUPさせるひと言をかけてあげましょう。

(8)「……すごい。全然知らなかった(嘆息)」

「知らなかった」は一番男性が喜ぶフレーズですが、これを言ってしまうとマウンティングに発展し、彼との主従関係を作ってしまうのがつらいところ。

その場合は嘆息とともに「やっぱり知ってたんだね」「私もずっと興味があった」といったフレーズの選択肢が有効です。

(9)「すごいです。びっくりしました(素)」

素のリアクションは単純であるほどリアルなため、男性に響きます。

男性はいつも女性をびっくりさせたいと思っています。男性のアピールに対してこのフレーズは万能です。

(10)「すごくない? 意外だよね……(隣の人に)」

意外という言葉ほど男性の優越感をくすぐる語感はないでしょう。いつの時代も、男性はナンバーワンよりオンリーワンのほうがかっこいいと思っています。

また、「すごーい! なんでもできるんだね!」というフレーズのあとに“なぜそう思ったのか”を続けると◎。男性の理論脳に「お世辞かも?」と疑う余裕を与えず、スムーズに喜びへと導くことができます。

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