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男性からモテる。今すぐできる「色気」と「隙」の作り方

林 伸次

「私、色気がないんです。色気ってどこに売ってるんですか? どうすれば身につけられますか?」というようなことをたまに女性に言われます。

色気、要するにセクシーってことですよね。体のラインと関係あるような気がしますが、必ずしもそれだけではないですよね。すごくいいスタイルなのに、そんなに「色気」を感じない女性もたまにいます。

では、どういう女性だと色気があるのでしょうか。僕なりに考えてみました。

見た目の色気を作り込む方法

ほどよい露出がある服装

服装は関係ありそうですよね。やっぱり「胸元が開いた服」って、どうしても男性はそこに目がいってしまいます。ちょっとだけ肌が見えている服はやっぱり色気、感じます。僕が知っている女性で「夏は必ずノースリーブ」って決めている人がいます。あれ、カーディガンやジャケットを脱いで「ノースリーブ」だと男性「ドキッ」とするんです。

ロングの髪型

髪型ももちろん少しは関係ありますね。僕はショートカットの女性が好きなのですが、やはり長い髪の毛のほうが「色気」を感じる男性が多いでしょう。長い髪の毛のほうが「動き」があるからだと思います。女性が突然トイレでまとめてきたり、逆にまとめていたのをバラッとほどいたりすると色気を感じます。

肌の質感

肌の質感も大きそうです。女性は知らない感覚だと思うのですが、男性が生まれて初めて女性と裸同士で肌をくっつけると、「うわあ、女性の肌ってすごくスベスベしてて柔らかい」って感じるんですね。それがガサガサだったりすると、色気をあまり感じないかもしれません。

ゆっくりな話し方にすると色気が出る

いろいろ解説しましたが、前述した方法は全部見た目の話なので、結局「小手先の色気」なんですよね。色気って、やっぱり内側から滲み出るものだと思うんです。

じゃあどうしたらいいのか。

知人ですごくモテる女性がいまして、「どうしてなんだろう」ってしばらく考えたことがあるんですね。わかりました。彼女、すごく「ゆっくり」話すんです。ゆっくり話す女性ってどういうわけか、とても「色気」を感じるんです。

ゆっくり話すことは練習でできるになるようですよ。「どうしても色気がほしい」という人は試してみてください。

そう、「話し方」ってすごく大きいです。ガサツな言葉づかいをする女性、すぐに流行語を取り入れる女性、あまり「色気」を感じません。自分では気がつかないかもしれませんが、「妙に早口」だったり「興奮するとキンキンした声になる」というのは、男性からすると「色気」を感じません。ゆっくり落ち着いて話すといいかもです。

そして「わからない」という方は、自分がみんなと喋っているところを動画で撮ってみるのもおすすめいたします。自分の喋り方を動画で客観的に見ると、「あ、こんな感じなんだ。じゃあ色気ないかも」って気がつくようですよ。

「色気」と「隙」は切っても切り離せない関係

「色気」とは切っても切り離せない関係にある「隙」について、知りたいということもよく女性に言われます。

「私、隙がないって言われるんです。隙っていったいなんですか? だらしない感じですか?」と。

隙ってなんでしょうか? 一時期、たくさんの男性たちに「女性の隙っていったいなんのことだと思いますか?」と質問して回ったことがあります。いろんな言葉が聞けたのですが、ひとことにまとめてみますと、「あ、この子、いけるかもしれない」と感じることが「隙」だそうです。

逆に「隙がない」と感じる女性は「この子、絶対に無理っぽいな」って感じるということです。まず基本的に男性って、「やる・やらない」は別にして、「この女性はセックスやキスができるかなあ、どうかなあ」って、どこかで感じ取ろうとしているんですね。

それで女性のいろんな言動を見て、チェックして、「自分に気があるのかな」とか「セックスに対してすごく堅く考えているのかな」っていうのをセンサーで判断しています。

本当に、同じ男性として「バカだなあ」とは思うのですが、男性がちょっと下ネタをはさむときありますよね。あの瞬間、男性って女性のリアクションをすごく見てるんですね。「あ、こういう下ネタ、笑うんだ。じゃあそんなに堅くないな」という感じで。その女性が「自分に気があるかないか」は全然関係ないのに、何か「隙」を感じ取ろうとするんです。

さて、どうすれば男性から「隙がある女性」と思われるのか、というのを考えてみます。

ボディタッチをする

一番効果的なのは「ボディタッチ」です。古典的ですよね。本当に誰でも知ってる作戦ですが、これが一番効果的です。僕でも女性から「もう、林さん」ってちょっと肩を触られると「あれ? あれ? あれ??」って思います。一瞬でその場にいるほかの女性とはちがった位置になります。

「私、ボディタッチできないんです」って方、いますよね。逆に「ボディタッチをしょっちゅうしてしまう女性」は、自然にできるようです。「ボディタッチ多いですね」って僕が指摘すると、「私、しますか? よく言われるんですけど、自分でもわかってないんです」と答えます。そう、「生まれつき」なようです。でもこれも「ゆっくりと話す」と同じで練習すればできるようになります。女友だちや仲のいい男性に「ボディタッチの練習していい?」と言って触ると、なんとなくコツがわかってきます。

恋愛の話を振る

その次は「男性が意識してしまう恋愛っぽい話を振る」です。

たとえば、「斉藤さんって、彼女いるんですか?」です。「え、いないけどどうして?」って戻ってきますよね。そしたら、「いるのかいないのか、知りたかっただけです」でOKです。こういうやりとり、男性は心がザワザワします。「あれ? 俺に気があるの?」って思います。

そして「斉藤さん、女性の好きなタイプは?」です。これも古典的ですが、男性は答えながら、目の前の女性のタイプのことを少なからずも意識します。そこで、「ジーンズとスニーカーの女性が好きかな」と答えたとしますよね。そしたら「ふーん。じゃあ今日、ジーンズで来ればよかった」という答えです。もう確実に男性、心がザワザワします。

あと、「斉藤さんってかわいいですね」と「斉藤さんってモテるんじゃないですか?」です。女性からしたら別に普通の言葉ですよね。だけど男性としては「あれ? この子、やっぱり俺に気がある?」ってなっちゃうんです。

こういう「男女2人の恋愛ネタ」を会話にはさむと、「この女性は堅いな。絶対に無理だな」という感じには思われません。

「隙がある=軽い」ではない

「あれ? もしかしてこの子……」と思わせるのがポイントです。もちろんそれは「軽い」と見られているわけではないです。その「ちょっとした隙」みたいなものを感じて、「あれ? この女性、じゃあ今度思い切ってデートに誘ってみようかな」と男性は考えはじめたり、帰りの電車であなたSNSの投稿を全部チェックして「休日は女友だちと会ってるんだ。じゃあ彼氏いないんだなあ」というように、あなたを意識しはじめます。

以上、色気と隙の作り方でした。心のどこかにちょっと置いてみてください。

(林伸次)

※画像はイメージです

※この記事は2019年03月03日に公開されたものです

林 伸次

1969年生まれ。徳島県出身。渋谷のワインバー「bar bossa(バールボッサ)」店主。レコファン(中古レコード店)で2年、バッカーナ&サバス東京(ブラジリアン・レストラン)で2年、フェアグランド(ショット・バー)で2年勤務を経た後、1997年渋谷にBAR BOSSAをオープンする。cakesや女性誌でエッセイ連載中。

Twitter:@bar_bossa

「bar bossa」公式HP:http://www.barbossa.com/

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