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「好きな男性のタイプは?」と聞かれたときの模範解答

ラブホの上野さん

「好きな男性のタイプは?」と聞かれた時の模範回答

それでは最後に「好きな男性のタイプは?」と質問されたときの模範回答について考えてみましょう。

重要なポイントは2点。

自分の傾向がわかるようにする、ということ。

そして相手に伝わる表現を使う、ということで御座います。

回答例1「うーん……。やさしい人がタイプ」

まずは無難中の無難「やさしい人がタイプ」で御座います。

まさに無難な回答であり、困ったときはこれを使っておけば問題ありません。

「やさしい」というのは極めて抽象的な表現なので、全員が全員「俺も可能性がある」と思い込めるのが最大の魅力でしょう。

ただしこの回答は無難すぎるというデメリットが御座います。

特に合コンや街コンなど、複数の女性がいる場合では「回答かぶり」に注意をしなければなりません。

たとえば女性が3人いる状況で、ひとり目が「やさしい人」と回答してしまったら、2人目以降で「やさしい人」と回答するのはかなり難易度が高いでしょう。

ですので「やさしい人」という無難な回答で逃げようと考えている場合は、最初に回答することをオススメします。

男性から「みんなはどんな人がタイプなの?」と話題を振られたら、速攻で「私はやさしい人かなぁ」と答えてしまうのです。

回答例2「これまで付き合った人は年上の人が多かったなぁ」

「年上」の部分は「年下」や「知的」や「背が高い」などなんでも構いません。

この方法のいいところは「オブラートに包める」というところでしょう。

たとえば仮にみなさまが「身長180cm以上がタイプ」だったとします。

この場合「身長が高い人がタイプです」と言ってしまうと、男性からの評価はあまりよくありません。特に身長が低いことに悩んでいる男性からは「嫌な女」と思われてしまうことでしょう。

しかし「付き合った人はそういう人が多かった」という表現にすることで「私が高身長好きなのではなく、たまたま偶然そうだった」感を出すことができるのです。

ただしこの方法を使う場合、「この子、彼氏何人いたんだ?」といういらぬ疑惑を男性に抱かせてしまわないよう注意しましょう。

現実問題として、元彼の人数がめちゃくちゃ多い女性のことを男性はあまり好みません。

ですので、この方法を使う場合は「元彼2人はどっちも背が高かった」というように、そこまで彼氏が多くないということを匂わせるのも重要です。

回答例3「年下が好きだけど、実際に付き合う人は全然そんなことないんだよね(笑)」

タイプではなく攻略法を回答する方法で御座います。

男性に「自分を攻略するための傾向」を伝えることができるという点においては最高の方法のひとつでしょう。

大学受験で言えば「過去問」のような回答なので御座います。

なお「年下」の部分は何と入れ替えても問題ありません。

回答例4「今日の3人なら、正直Aさんが一番タイプです。BさんCさん、ごめんなさい!」

かなり踏み込んだ回答方法で御座いますが「今日の3人のなかなら」とつけることでかなりガツガツ感が抑えられる方法です。

もちろん残りの2人の脈は途絶えるので、タイプが複数人いた場合はこの方法を使わないように注意しましょう。

この方法はその後会話が広がりやすいですし、あくまでも「3人の中なら」という制限がついているので、男性に過度な期待感を持たせないのも魅力です。

回答例4「私、〇〇っていうアーティストが好きなんだけど、そのライブへ一緒に行ってくれる人なら見た目とか年収とかはあまり気にならないかなぁ」

男性に好きなタイプを聞いたとき「性格が重要。顔は全然重要じゃない」と回答されたら、みなさまはどう思うでしょうか?

まず間違いなく「またまた綺麗ごとを言いやがって」と思うことでしょう。

それと同じで男性の見た目や年収にあまり興味がないと言っても絶対に信じてもらうことはできません。

そこでポイントになるのが前半部分。

前半部分はなんでもいいのですが「誰でも達成可能だけど、少々マニアックなもの」にするといいでしょう。

この部分がマニアックであると、男性は「なんでそんなマニアックな基準を……」という部分に関心が向き、後半の「顔や年収はあまり気にならない」という部分への警戒心が薄れるのです。

おそらくこのような回答をすると、その後話題はそのアーティストのほうに向かうことでしょう。

すると後々男性がその女性のタイプを思い出したときに「顔や年収はあまり気にしない」という部分が素直に入ってくるのです。

1問1答Q&Aを用意しておこう!

「好きなお酒は?」
→「ビールも好きですが、バーではジントニックを飲むことが多いですね。正直、あまりお酒の味はわからないのですが、ジントニックはバーテンダーさんのスキルがもっとも出るカクテルだと聞いたので、必ず頼むようにしています。」

「休日何してるの?」

→「シフト制なので友人と休みがあまり合わないんです……。なので最近はブログを書いたり、本を読んだりしていることが多いです」

初対面の人との会話で行われるテーマは決して多くありません。

「好きなお酒」「休日の過ごし方」「どんなテレビを見るか」

そういったテーマは頻繁に 話題になりますので、回答に困ってしまうようなものがあれば予め回答を考えておくとよいでしょう。

これこそが傾向と対策でございます。

「好きな男性のタイプは?」という質問もまた「傾向と対策」に入れるべき、非常にベタなテーマであるといえるでしょう。

「好きな男性のタイプは?」と聞かれた際に「どう回答しよう!?」と悩むのではなく「はいはいそれですね、回答は用意しています」という態度で望めるよう、みなさまの最高のアンサーをご用意いただければ幸いです。

(ラブホの上野さん)

※画像はイメージです

※この記事は2019年02月22日に公開されたものです

ラブホの上野さん (恋愛コラムライター・ラブホテル店長)

都内某所のラブホテルスタッフ。

自分のホテルの売り上げを増やすためにラブホテルへの誘い方をツイッターで伝授していたところ、そのテクニックが話題になり漫画原作やコラムの執筆をすることになる。

漫画『ラブホの上野さん』原作。恋愛コラムライター。某ラブホテル店長。

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