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お酒に酔って、女性に「思わせぶりな態度」をとったことはある? #恋の答案用紙

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

女性が気になる恋愛のアレコレを、男性たちに2択アンケート調査。結果をもとに、恋愛コラムニストの神崎桃子さんが男心を分析します。今回は「お酒」にまつわるアンケート。

お酒に酔って「思わせぶりな態度」をとったことはある?

女子のみんな、知ってる? お酒が入ってしまうと、性的対象が広範囲に及んでしまう男性もいるってこと。飲めば飲むほど「まあいっか病」が深刻化してしまうの(笑)。

彼女にバレなきゃ、まあいっか。
この子、彼氏いるけど、まあいっか。
ちょっとタイプじゃないけど、まあいっか。

お酒は「まあいっか病」を引き起こすスペシャルドリンク。頭ではわかっていても、身体は言うことを聞かないもの。お酒で起きた事故ならば「いや~、昨日は飲みすぎちゃって記憶がないんだよね~」と、まるで他人事のように振る舞うことができるから。

今回は、こんなことを男性に聞いてみたよ!

Q.酔っているとき、好意のない女性に思わせぶりな言動をしてしまったことはある?

ある:25.6%
なし:74.4%
※有効回答数281件

あらら、積極的な男性は意外と少ない結果に……。とはいえ、酔った勢いで女性を口説いてしまう男性も少数ですが存在します! さらに本音を深掘りしてみよう。

「酔って思わせぶりな言動をしたことがある」派

酔っていると判断力がなくなる

・「酔っていると判断力がなくなるのと、まあいいかな? と軽い気持ちになってしまうため。後日なんであんなことをしてしまったのだろうと若干後悔する」(32歳/不動産/営業職)

・「酔うとテンションが上がり、この人でもいいかなと思ってしまったので」(38歳/情報・IT/技術職)

・「酔ったはずみで、『これから家に来て泊まっていかない?』と言ってしまったことがある」(23歳/その他/その他)

イケメンに口説かれるなら、女子だって悪い気はしないはず。でも、そのときイケメンくんはすでに「今夜はこの子でも、まあいっか」状態のことも……(笑)。

たしかに判断力が鈍くなるのはアルコールのせいでもあるのだけど、女性を口説きたくなるのは男の狩猟本能ともいえるよね。「○○ちゃんは彼氏いるの?」「最近、彼氏とはうまくいってる?」……なんて普段は聞きもしないことを聞き出し、押したらイケそうな女性を嗅ぎ分けるのよ。

「酔って思わせぶりな言動をしたことがない」派

トラブル防止のため、言動には注意している

・「セクハラで訴えられないように、彼女以外の女性と飲むときは酔いすぎないように気をつけている」(39歳/機械・精密機器/技術職)

・「酒が入った状態だと冷静な行動がとれなくなるから、あとあとのトラブルを防止するために言葉を選んでいる」(33歳/団体・公益法人・官公庁/その他)

セクハラで訴えられることを恐れるあまり、飲み会でも遠慮してお酒を控えている男性は多いみたいね。

でも、あまりにもトラブルに神経質になりすぎては、せっかくのお酒も台なし。おいしく飲むことはできないでしょう。思わせぶりな態度どころか、女性とロクに会話もできない、なんてことも……。

飲みの席では“ノミニケーション”……その場を楽しく盛り上げるやり取りが何より大事だよね。せっかくの飲み会が寂しい会にならないように、女性のほうが気を使ってあげてもいいかも。気になる男性が参加していたら、隣の席に移動しちゃえ。

そもそも、酔っ払うほどお酒を飲まない

・「普段、ビールやワインを飲まないし、飲んでもそんなにたくさん飲まないから」(32歳/その他/その他)

・「酔っ払うほど酒を飲まないし、口説いたこともない」(32歳/その他/販売職・サービス系)

お酒を飲むことで仕事の鬱憤やストレスを解消する男性は多い印象だったけど、近年は“酒離れ”が社会現象になって、お酒を飲まない男性も増えつつあるのよね。お酒を飲まない、あるいはたしなむ程度となれば、飲みの席で恋のロマンスが生まれることなどないよなぁ。

これからも酒離れ、女離れ、恋愛離れ、結婚離れ……に拍車がかかりそう。いろんな意欲や興味の喪失こそ、日本経済の危機だと心配してしまうのは私だけかしら。“リスク回避”と騒がれる時代だけど、その“何もしない”という行動こそリスクなのかなと。

それに、お酒でも、恋愛でも、失敗することから生まれる気づきがあるし、それが人生の糧にもなるんだけどね。

恋の教訓:お行儀のいい男子との“色恋沙汰”を引き起こさせるのは、大人女子の役目!?

イマドキ男子が口説いてこないのは、リスクを恐れるあまりのこと。それなら、いっそのこと女子のほうから「お酒の上でのアクシデント」をねらってもいいかも。

ハラスメントと言われるのが怖いあまり、積極的に行動できない男子は多いもの。シラフで緊張したままじゃ、いつまでも親密にはなれません。女性が“酔ったふり”をして、思わせぶりな態度をとってみるのもアリでしょう。もちろん、あとあとのトラブルにならない程度にね。

恋愛事故のきっかけを仕掛けてあげるのも、大人女子のたしなみなのよ。

(文:神崎桃子、イラスト:タテノカズヒロ、構成:マイナビウーマン編集部)

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2018年10月10日~10月12日
調査人数:281人(22~39歳の働く男性)

※この記事は2018年11月24日に公開されたものです

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト) (恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

「恋が続かない」「出会いがあってもいい人止まり」「結婚にたどりつけない」「男(女)に逃げられてしまう」「復縁したい」「絶賛不倫中」「婚外恋愛したい」「結婚生活がうまくいかない」など、男女問わず"恋愛初心者から上級者まで"あらゆるカテゴリの恋愛にフォーカスできる恋愛専門家。

これまで大手ポータルサイトに数々の連載コラムを寄稿、自ら経験して得た"恋の教訓"を各メディアから幅広い年代の読者に伝授してきた。

男女の思考回路の違いや男心女心を追求した記事は定評があり男性読者も多い。

著書には「なぜ女はこんなことで怒るのか ~不機嫌な彼女をなだめる10の掟~」(impress QuickBooks)、「恋愛サファリパーク~必要なのは女子力よりサバイバル力!」(すばる舎)、などがある。

恋愛映画のコメンテーター、ライター養成、文章セミナー、恋愛セミナーの講師としても活動中。"草食男子仕置人"としてダメンズたちに積極的に関わり、恋愛アドバイス等も行っている。

★「男と女のこと・色恋沙汰ならなんでもお任せ!」神崎桃子オフィシャルサイト
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