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稼ぎたい会社員必見! サラリーマンが副業をするとき気をつけること

小野勝弘(キャリアコンサルタント)

藤奈子

会社員(サラリーマン)が副業をする際に気をつけるポイント

実際に副業をする際に、どのようなことを知っておく必要があるのでしょうか。メインの仕事がおろそかにならないよう、また税金などの手続きの漏れがないよう、事前に気をつけるべきポイントをまとめました。

副業をする前にチェックすること

ポイント1 副業の目的を明確にする

どうして副業をすることにしたのか、なんのために副業をするのか、その目的を明確にすることが大切です。漠然と副業をこなすだけでは、思うような結果も出せません。身近な人がやっていたから、知り合いにすすめられたから、そんな理由ではうまくいかないでしょう。自分自身の目標、たとえば海外旅行を実現する、子どもの養育費を稼ぐといった、明確な目的がなければなりません。目的があるからこそ長続きするものです。

ポイント2 数値のゴールを明確にする

ちょっとしたおこづかい稼ぎではなく「この目標を実現するために、これだけの収入がほしい」など、値のゴールを明確にするべきです。とりあえず儲けられたらいいからと、リスクを背負い込んで損をしてしまったということもあります。自分にとって必要な金額を、コツコツ稼いでいくことが大切ですね。

ポイント3 現職の会社の副業禁止規定の有無を確認する

副業禁止規定があるかないか、現職の会社で確認をしなければなりません。これはとても重要なことです。内緒にしておけばいいというわけでもありませんよ。税金を支払う段階で会社に知られてしまう可能性があるのです。規定違反をしたからといって、すぐに解雇されるわけでもないかもしれませんが、今後の人間関係に影響することはいうまでもないでしょう。禁止規定があるのであれば了解を得る必要があります。

ポイント4 家族に了解してもらう

家族の了解がなくても副業を始めることはできますが、できるなら家族の了解は得ておくべきです。家族のために副業をはじめるということも少なくありません。だからこそ、場合によっては家族で話し合いをしなければならないようなケースもあり、隠していたことで事態がややこしいことになることも考えられます。また自分ひとりで稼がなければならないという気負いがストレスになることもあるかもしれません。家族が支えてくれるだけでも、ストレスが緩和されるでしょう。

副業をはじめたらすること

労働保険、社会保険、税金での手続きが必要となる場合があります。労働保険・社会保険は副業であっても、新たに雇用契約を結ぶときには手続きが必要となったり、在宅ワークであるのなら税金面で確定申告が必要となったりすることがほとんどです。(※)

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