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絶対こだわりたい! 結婚式に使う曲の選び方

岡村奈奈(フリーランス・ウェディングプランナー)

ウェディングプランナーオススメの選曲方法

たとえば「乾杯」はこの中から、「花束贈呈」はこの中から、というように「シーン」ごとに選ぶアラカルト方式が一般的ですが、実際イメージしにくかったり、統一感がなかったりと、音楽の効果を生かしているとは言い難いのが現状です。

オススメの選び方

オススメの選曲方法は、全体のイメージから逆算していくストーリー方式。「好きな曲」とか、「後半はしんみりしたくない」というようなキーワードを多く出してプランニングすると、曲の選択肢がどんどん浮かび上がってきますよ。

選曲の相談を受けていて一番感じるのは、多くのカップルが「結婚式とは」という先入観がとても強いこと。好きな曲や好きなアーティストがいても「結婚式には合わない」と決めつけていることが多いのです。もちろん、ふたりがイメージする結婚式と音楽の好みが合っていない場合にはちがうものを選んだほうがいいですが、実際、半分くらいは「それなら!」ともともと好きな曲やアーティストを採用しています。あえてインパクトのある演出に合わせたり、司会者からアナウンスを入れたりと、いわゆる定番のものでなくても好きな曲がかけられることを知っておくだけでもアイディアのもとになるのではないでしょうか。

プランナーオススメの曲3つ

「バンザイ〜好きでよかった〜」/ウルフルズ

結婚式では女性目線の曲や女性シンガーの曲が多めになりがちなので、迷ったら男性目線、男性シンガーの曲がオススメです。タイムレスな定番曲ですし、わかりやすくて世代もシーンも問わず受け入れられています。

「SUN」/星野源

同じく男性シンガーの曲ですが、いわゆる結婚式っぽいラブソングとちがって、その場にいるすべての人に優しいタイプの曲。速すぎず派手すぎず、明るく受け入れられやすい曲です。

「幸せをフォーエバー」/MISIA

ゼクシィのCMで起用された曲はどの曲もオススメですが、中でも珍しいタイプで、ゴージャスなコーラスワークが結婚式ならではという雰囲気がつくり出せます。J-POPを多く使うならメリハリも効くのでオススメです。

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