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「旦那がむかつく!」は深刻なサイン? 対処法とは

高見綾(心理カウンセラー)

おぜきめぐみ

離婚は避けよう! 旦那がむかつくときの対処法

「むかつく!」と感じているのは自分であると認識する

一般的に旦那さんに不満があると「悪いのは旦那である」と考え、だからこそ「私の不満を旦那に解決してもらいたい」と考えます。ところが同じ出来事が起きても、旦那がむかつくと思う人と思わない人がいます。あくまでも、むかつくと感じているのは『私』なのだという自覚が必要。「旦那が自ら変わってくれないと、自分のイライラが解消されない」ことにしてしまうと、その不満の解決はとても難しくなります。そのため、あくまでも自分が主体的に解決していくという意欲が重要です。

不満やイライラを、人に聞いてもらったり紙に書いたりして整理する

あまりに不満が溜まっているときには、冷静に物事を考えることができませんし、旦那さんに優しくすることも難しいはず。そこで、気持ちを整理して自分を見つめる時間を取ることをおすすめします。友だちや家族、カウンセラーなど、いい悪いと結論付けずに話を聞いてくれる人を選んで聞いてもらいましょう。また、紙に気持ちを書き出すのもいい方法です。「どうしてむかつくと感じるのか」「本当はどうしたいのか」などを書き出すと、整理されて心が落ち着きますよ。

相手も同じ不満を持っているかもしれないと考える

自分が不満を持っているときは、同じく旦那さんも不満を持っていることが多いもの。むかつくということは、それだけ相手が大事な存在だということです。関係性をよくしていきたいと思うなら、「私も旦那の気持ちを理解していないことがあるかもしれない」と振り返り、思い当たることがあれば改善していきましょう。自分の態度を変えて、まず旦那さんにほしいものを与えていくと、今度は自然に旦那さんの方からあなたにほしかったものを与えてくれるようになります。

夫婦でよく話をする

自分で「きっとこうにちがいない」と思い込んでしまって、旦那さんに確認していない、というケースは少なくありません。たとえば、遅い時間に「今日は飲み会があるからご飯は要らないよ」と連絡がきたけれど、既にご飯を作ってしまっていたとします。せっかく作ったご飯が食べてもらえなかったことや連絡が遅いことで、自分が大切にされていないと感じる場合、その認識が夫婦で食いちがっている場合もあります。旦那さんは、妻が「自分が大切にされていない」と感じているなんて思いもよらないというケース。夫婦がお互いにどんなことで愛情を感じ、またどんなことをされると大切にされていないと感じるのかは、それぞれちがいます。相手も自分と一緒だと思い込んでしまうのは危険ですので、日頃から夫婦でよく話をするようにしましょう。

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