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好きな人からのLINEにはマメに返信するべき? #恋の答案用紙

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

女性が気になる恋愛のアレコレを、男性たちに2択アンケート調査。回答結果をもとに、恋愛コラムニストの神崎桃子さんが男性の本音を探ります。今回は「LINEの返信速度」にまつわるアンケート。

「LINEをマメに返信する女子」と「マイペースに返信する女子」どっちが好き?

LINEは、恋愛において大事なコミュニケーションツール!

そこで問題になってくるのが、LINEの頻度や返信速度。自分のタイミングで返信するか、はたまた返信が遅い彼に合わせてこちらも間を空けるかは悩みどころ。または相手が即レスであればこちらもすぐに返して、途切れないようにしばらくラリーを続けなきゃいけないのかしら? ……なんてことで悩んでいる女性も多いかもしれません。

そんなLINE事情、男性たちは返信ペースについてどのように感じているのかをリサーチ!

Q.LINEをマメに返信する女子と、マイペースに返信する女子。どっちが好き?

マメに返信する女子:46.6%
マイペースに返信する女子:53.4%
※有効回答数232件

ほぼ半分に割れる結果に(笑)。おそらく、どっちが好きというよりは「自分のペースに合わせてほしい」というのが男性の本心なのかも。各々のコメントも見てみましょう。

「マメに返信する女子」派

素直にうれしい

・「常に意識されていると感じるし、素直にうれしいから」(38歳/運輸・倉庫/その他)

・「連絡をマメにしてくれると幸せを感じる」(36歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

マメだとうれしいのは「いつでも彼女は俺のことを気にかけてくれている」と感じ取れるから……。またこれが付き合う前なら、マメにLINEをくれる女子に「脈アリかも!」と期待をふくらませてしまう男性は少なくありません。

ただし「女子のマメさに喜んでいる男性」は、あなたの返信が少しでも遅くなったとき、必要以上に心配してくる可能性も……。最初からオーバーペースにならないよう、あえて制することも大事でしょう。

自分がマメだから

・「自身の性格がマメなほうなので、返信がくるまで、スマホから目が離せなくなるから」(30歳/機械・精密機器/技術職)

・「反応が気になる。自分がマメだからペースは重視」(24歳/商社・卸/営業職)

「自分がマメだから」という男性の意見には、自分のペースに乗っかってほしいという気持ちが存分に表れています。そんなマメ男たちには、“返信をわざと遅らせるようなくだらない恋愛テク”を使う必要はありません(笑)。既読スルーなどもってのほか!

しかし、はじめから彼のハイペースに合わせていたら、そのうち息切れしてくることでしょう。仕事の手を止めたり、作業を中断したり……。さらには深夜まで及ぶLINEのやり取りで寝不足に……な~んてことにもなりかねません。

マメ男からすると、深夜だろうが仕事中だろうが、間髪いれずに彼女がLINEに応じてくれるのは喜ばしいことですが、それを強要するような男性は自己中です。「既読になっているのになんで返さないの?」「返信できないくらい忙しいわけ?」「ひとこと返すのに何分もかからないだろう?」なんてうるさくなるかもしれません。

人には個々の生活のリズムがあります。相手の仕事の状況や効率を考えず、また睡眠時間を奪うような男性とのやり取りは考えもの。気をつけましょう。

「マイペースに返信する女子」派

プレッシャーを感じたくない

・「自分にも同じことを求められると負担になる」(35歳/情報・IT/技術職)

・「あまりマメすぎると、こっちも急がねばとプレッシャーになる」(28歳/情報・IT/事務系専門職)

逆に、LINEの返信がマイペースな“亀レス男子”にとっては、返信すること自体が大きなプレッシャー。2~3日してからようやく返信する、というノロノロ男子も存在します。そんな彼のレスがスローすぎてイラつく女子は少なくありません。

特にイライラするのは、予定が立たないとき。ただの世間話なら既読無視も許せますが、デートの約束や行き先を決める際はそうはいきません。相手の返信が遅すぎて大事な休日が潰れてしまうとか、本来予定していたことをできなくなってしまうのは、時間がもったいない。用件に対する返信期限を決めるなど、“2人だけのLINEルール”を作りましょう。

自分のペースを持っているほうが好印象

・「自分のペースをしっかりと持っているほうが、自立していていいと思う」(28歳/金融・証券/営業職)

・「自分もマイペースだから、返信の速度とか相手に言われたくない。お互いマイペースなほうがいいと思う」(39歳/その他/事務系専門職)

「お互い返せるときに返せる範囲でかまわない」「手が空いたときに返す」というスタンスの男性は、LINEでのやり取りをあまり重要視していません。すぐに返信できない男性に連投するなどもってのほか! 返信の催促もご法度です!!

LINEをする時間よりも自分の時間を大事にしたい男性に、「おはよう」「おかえり」なんてあいさつLINEをポンポン送っていると、「重い女」と認定されてブロックされるのがオチ! このタイプの彼とは、LINEにとらわれないスタイルでお付き合いしましょう。

恋の教訓:LINEより、リアルなコミュニケーションを充実させよ!

LINEはメールに比べてレスポンスがしやすく、さらには“既読機能”が加わり、「相手はちゃんと見てくれているのか」という不安を払拭させました。しかしその一方で、返信スピードへの負担がかかり、プライベートが今まで以上にオープンになってしまったのも事実……。

今回のアンケートでわかったのは、男性の返信速度がハイペースだろうがスローペースだろうが、どちらにしても「自分と同じ返信速度がいい」と願っていること。つまり、早めに相手のLINEに対するスタンスを見極めることが大切。

ただし、相手がハイペースな場合、あなたも最初から飛ばしすぎないよう要注意! この先もずっと相手が喜ぶペースで返せるとは限らないからです。あなたがLINE疲れしてしまっては、2人の距離が縮まるどころか、ストレスのもとになってしまいます。

LINEのやり取りは恋のメインディッシュではありません! 恋愛において「リアルで会う楽しさ」に勝るものはないのです! LINEで会話のラリーを長引かせるよりも、それを減らして“会う回数を増やす”ほうが懸命でしょう。

(文:神崎桃子、イラスト:タテノカズヒロ、構成:マイナビウーマン編集部)

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2018年7月20日~7月23日
調査人数:232人(22~39歳の働く男性)

※この記事は2018年08月19日に公開されたものです

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト) (恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

「恋が続かない」「出会いがあってもいい人止まり」「結婚にたどりつけない」「男(女)に逃げられてしまう」「復縁したい」「絶賛不倫中」「婚外恋愛したい」「結婚生活がうまくいかない」など、男女問わず"恋愛初心者から上級者まで"あらゆるカテゴリの恋愛にフォーカスできる恋愛専門家。

これまで大手ポータルサイトに数々の連載コラムを寄稿、自ら経験して得た"恋の教訓"を各メディアから幅広い年代の読者に伝授してきた。

男女の思考回路の違いや男心女心を追求した記事は定評があり男性読者も多い。

著書には「なぜ女はこんなことで怒るのか ~不機嫌な彼女をなだめる10の掟~」(impress QuickBooks)、「恋愛サファリパーク~必要なのは女子力よりサバイバル力!」(すばる舎)、などがある。

恋愛映画のコメンテーター、ライター養成、文章セミナー、恋愛セミナーの講師としても活動中。"草食男子仕置人"としてダメンズたちに積極的に関わり、恋愛アドバイス等も行っている。

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