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仕事でメリハリをつける意味とは? メリハリをつけるコツ5つ

笹氣健治(心理カウンセラー)

こんにちは、心理カウンセラーの笹氣健治です。あなたは、上司や同僚から「メリハリがない」「もっとメリハリをつけて仕事をしなさい」と言われたことはありませんか? もしあるとしたら、そういった声に対して謙虚に耳を傾け、いまの仕事のやり方や生活パターンを見直したほうがいいかもしれません。というのも、メリハリがないことに無自覚でいる人は、貴重な人生の時間をムダにしてしまっている可能性が高いからです。

メリハリをつける、ってどういうこと?

そもそも「メリハリ」とはいったい何か、から説明しましょう。「メリハリ」を漢字で書くと「減り張り」となります。この言葉は、もともと尺八などの邦楽で使われた用語。「減り」は低い音、「張り」は高い音のことをいいます。つまり「メリハリをつける」とは、演奏のときに音の高低(強弱)をハッキリさせるということであり、転じて、仕事や生活において「力を入れるべきところはしっかり集中して力を入れ、抜くところはしっかり抜いている」「ON(活動)とOFF(休息)がハッキリしている」状態を「メリハリがついている」と表現しています。逆に、「いつもダラダラと行動していて、ONとOFFの区別があいまいになっている」「常にがんばり続けていて休むことをしない」状態は、「メリハリがない」ということになります。

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