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髪は自然乾燥でも大丈夫? 髪が傷みづらい自然乾燥の方法

齊藤あき(美容師・毛髪診断士・美養研究家)

朝日絵美瑠

髪に最も優しい乾かし方は?

手軽な自然乾燥も魅力的ですが、髪のことを第一に考えるなら、やっぱりドライヤーは欠かせません。ドライヤーの熱や摩擦によるダメージを防ぎながら、きちんと髪を乾かす方法をぜひ覚えておきましょう。

ドライヤーを使った正しい乾かし方

せっかくドライヤーを使うなら、髪に優しく仕上げるポイントをおさえて、ツヤツヤの美しい髪を目指したいですよね。時間に余裕があるときや、髪のダメージが気になるときは、以下の手順を参考にしてみてください。

しっかりタオルドライし、ヘアトリートメントを塗る

まずはドライヤーの前に、しっかりとタオルドライし、洗い流さないヘアトリートメントを塗っておきましょう。ヘアトリートメントには、ドライヤーの熱や摩擦から髪を守る効果があります。

まずは根元を中心にドライヤーをかける

ドライヤーをかけるときは、髪の根元からが鉄則です。髪をかき分けながら、内側に風を送り込むように乾かしましょう。髪が密集している後頭部は特に念入りに。使用するドライヤーは、風量の多い早く乾かせるタイプがオススメです。

ドライヤーは髪から離して揺らすように

根元が乾いたら、髪全体を乾かします。ドライヤーは髪から10cm以上離し、ドライヤーを揺らすようにして乾かすのがポイントです。1カ所に集中的にドライヤーの熱が当たると、髪のダメージにつながるのでご注意を。さらに、髪にクセがつきやすいという方は、少し髪を引っ張るようにして乾かすとクセがつきづらくなるので、ぜひ試してみてください。

仕上げは冷風で

髪全体の8〜9割が乾いたら、ドライヤーを冷風に切り替えてください。冷風で乾かすと、キューティクルが引き締まり、髪全体にツヤが出ます。暑い夏場なら、温風と冷風を交互に繰り返して乾かすのもいいでしょう。

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