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円満に辞めたい。専門家が教える「退職理由の伝え方と例」

佐野昭子

マイナスイメージにならない退職理由例

退職理由例1:好条件に向けて転職をしたい場合

「自分の人生を考えたとき、キャリアアップに関してよい話があったので、転職したい」と、上司に直球で伝えます。その際、現職の仕事内容や職場環境、人間関係には一切不満はないと付け加えることが重要です。

直球で伝えることにより、「信頼している上司だからこそ駆け引きなしで本音を伝えている」という状況を作り、承諾を得るためです。部下のことを考えている上司であれば、その決断を応援してくれるでしょう。

退職理由例2:勤続3年以上で、現職の仕事内容に適性がないと判断した場合

縁あってこの会社に入り、石の上にも3年と思って日々現職の仕事に打ち込んできたが、やはりちがう道を選ぼうと決めたことを正直に伝えます。周囲と相談した結果ではなく、自分の人生での重要な決断として熟慮の上、決定した旨を伝えましょう。

昔から世間一般的に「何事も一人前と言われるには最低でも3年」と言われています。それゆえ、常識的なスタンスをとった上での決断だということを示すため、正直さを前面に出して伝えましょう。より上司の理解も引き出しやすくなります。

退職理由例3:仕事や職場へのストレスがあり、すぐにでも退職をしたい場合

体調不良により現職の仕事に集中することが困難になってきた状況を説明し、治療回復に専念したい旨を伝えます。まわりに迷惑をかけたくないということを強調して説明しましょう。

これは嘘をつくことを前提としているわけではありません。ストレスが溜まっている自分の状態を少しだけ過剰に表現して、「体調不良」と称します。まわりに迷惑をかけたくないということを強調して説明することで、退職も致し方ないという着地点を引き出しやすくします。

退職理由例4:仕事や職場へのストレスに加え、親・家族の面倒を見る必要が出てきた場合

親・家族の介護や看護が必要になったため、それに専念したい旨を伝えます。3と同じく、まわりに迷惑をかけたくないというところを強調しましょう。

この場合、家庭の負担がかかることと、仕事のストレスを重ね合わせて、少し過剰表現するイメージです。ただし、3と同様に周囲に迷惑をかけたくないための結論であることを強調しましょう。

退職理由例5:UターンやIターンなどで就労地域を変える場合

家庭の事情などがあり地元に帰ることにして、再就職はその後考えると伝えます。

いったん実家に帰省してから後のことを考えることにしておくと、どの地域で就職してもつじつまを合わせやすくさせられます。

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