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ビジネス電話のマナーとは。正しい電話のかけ方

佐野昭子

おぜきめぐみ

番外編:就職活動・転職活動で好印象な電話のかけ方

電話での第一印象は「名乗りの第一声」に当たるため、自分を名乗るときは元気よく、明るく、はっきりと名乗ることが大切。特に聞き取りにくい姓の方は、先方にしっかりと聞き取ってもらえるように、発音練習をしておくことをおすすめします。

また電話では、直接姿かたちは見えませんが、声の調子によってその相手の姿勢・表情・感情・空気感・状況を感じ取れます。これは「視覚部分を補うために、聴覚をいつも以上に集中させる」という、人間の本能によるもの。姿勢を正し、表情は笑顔で、深呼吸などをして心を落ち着かせてから電話をかけましょう。

企業の方(特に人事)は、電話で話す(使う)言葉で、相手自分や会社をリスペクトしているのかそうでないのかなど、人間性もわかってしまうそう。できる限り正しい敬語を使えるように、日頃から訓練しておくことも大切です。

そして最後は「自分のために時間を取ってくださって、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします」という、感謝の気持ちをお礼の挨拶に込めましょう。

最後の言葉はより記憶に残り、相手の心に響くものだからです。ぜひ心がけてくださいね。

ビジネスシーンにふさわしい電話のかけ方をチェック

ビジネスシーンでの電話は欠かせないもの。電話での応対がいいと、それだけで印象アップにつながることも。

この機会に一度、自分はマナーを守れているか、普段の仕事における電話のかけ方をチェックしてみてくだいね。

(監修:佐野昭子 文:おぜきめぐみ)

※画像はイメージです

※この記事は2018年04月21日に公開されたものです

佐野昭子

ホスピタリティエバンジェリスト

日本航空客室乗務員15年の経験を活かし、1998年よりJALアカデミー株式会社、他の接遇会社で人材育成教育を修業。2002年個人事業「プリサージュ」を起こし、2018年に「株式会社プリサージュ」設立。”ホスピタリティ”をベースに、企業研修、全国講演を行っている。

著書:「選ばれる人の気遣い」CCCメディアハウスより2015年出版。

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おぜきめぐみ

本づくりの講座に通ったことがきっかけで、ライター活動を始める。イベントやお店記事を中心に執筆。現在は、書くことだけでなく、人の話を聞く”取材”にも力を入れている。趣味は旅行とのんびりすること。カフェでゆっくりとした時間を過ごすのも大好き。ON・OFFが激しい、そんな東京在中のライター。

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