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ニキビ跡は消える? 種類、原因、ニキビ跡を残さない対策

宇井千穂

なかなか消えないニキビ跡、ずっと付き合っていかなくてはいけないと諦めてはいませんか? ニキビが跡になってしまう原因や跡を残さないための方法を、皮膚科医の宇井千穂先生に教えていただきました。

ニキビ跡の種類とは?

ニキビ跡は大きく分けると、次の2種類があります。

 

陥凹性の瘢痕(はんこん)

ニキビが強い炎症をおこして肌の深くまでダメージを受けると、皮膚が破壊されクレーターといわれる「陥凹性の瘢痕」になります。

肥厚性瘢痕

ニキビの強い炎症により破壊された皮膚が、その修復のためコラーゲンを過剰分泌して盛り上がり、赤みや盛り上がりのあるケロイドのような跡が残ると「肥厚性瘢痕」になります。

上記以外にもニキビの痕が残る状態は多く見られ、ニキビの炎症によるダメージが赤みとして肌に残る「赤色調皮疹」、ニキビの炎症により肌がダメージを受けて表皮にメラニン色素をたくさん作り出してしまう「色素沈着(シミ)」ほか、さらに細かく分類することもできます。

次ページ:ニキビ跡が残る原因

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