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旦那がつまらない! 結婚生活を楽しくする方法

すずね所長(三松真由美)

旦那に退屈する妻としない妻のちがい

旦那に退屈する妻としない妻……両者のちがいはどこにあるのでしょうか。三松先生に教えてもらいました。

理想のカップル

(1)「理想の夫」「理想の夫婦」像が強い

「理想の夫婦」とは、妻自身が作り上げた「人生の脚本」とも言えます。この脚本、妻が見聞きした「こんな夫婦になりたい」「あんな夫婦はイヤだ」といった情報が、取捨選択されてでき上がっています。よって、現実の夫が「脚本」とはちがった言動をした場合、不満や退屈を感じやすいのです。夫に不満を抱きやすい女性というのは、映画監督のように夫婦関係を自分の思うように“演出したい”欲求が強い傾向にあります。

(2)他人夫婦と比べがち

比較には、よい比較と悪い比較があります。「○○があの人より劣っているから頑張ろう」、となる比較はいいですが、自分を棚上げしてする比較は悪い比較です。

たとえば友だち夫婦を見て、「夫が家事に協力的でうらやましい」、「高給取りの夫のおかげで生活が裕福でいいな……。それに比べてうちの夫は」など、自分を棚上げして「夫の比較」をするのは×。これをしがちなのが旦那に退屈する妻です。

一方旦那に退屈しない妻は、「あの家は妻が夫をうまく立てて育児を手伝ってもらってる」、「夫がバリバリ働けるのも、あの家の奥さんが家事をしっかりしているからね」など、しっかり妻側の比較(自分の比較)ができるのが特徴です。

「うちの夫は野球ばかり見ていて退屈。お隣の旦那さんは休日はドライブに連れて行ってくれていいわね……」とうらやむ前に、夫がテレビの前でゴロゴロしているのはなぜか、自身の態度や行いを反省してみましょう。

(3)結婚前に具体的な結婚生活を想像できてなかった

「結婚前に、しっかり結婚生活を想像できたかどうか」も両者のちがいです。恋愛中は、お互いによく見られようと振る舞うため、相手の「本当の姿」に気付きにくいものです。

しかし結婚後に相手に退屈しないためには、相手の癖や価値観、自分との「違い」をしっかり確認した上で、どんな結婚生活になるのか想像しておくことが重要です。

相手の家との付き合い方、冠婚葬祭、地元の風習の違いなども知っておくべきでしょう。これらを知らずに結婚してしまうと、生活しながら日々「なにかちがう」と違和感を感じることになります。結婚前に相手のことをよく知る、そして結婚後を想像しておく。これができていないうちに結婚してしまうと、「想定外」として相手を受け止めることが難しくなってしまいます。

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