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プライドを捨てて楽になる方法~捨てるべきプライドとは?

ゆうきゆう

プライドを捨てて楽になる方法

プライドが高いことは、自己を高めたり人からの信頼を得たりする一方、他人とうまく人間関係を築けないデメリットがあるとわかりましたね。では、捨ててもいいプライド、または捨てるべきプライドとはどんなものでしょうか? 最後に、プライドを捨てて楽になる方法について見ていきましょう。

悩む女性

捨てるべきプライドとは

プライドを守るために周囲に対して攻撃的になったり、他者を犠牲にするようであれば、そのプライドは自分を苦しめています。捨てても問題ないプライドといえるでしょう。

また、一時的にプライドが満たされても「つねに不安(根本的に自信がない)」な状態が続いているようなら、うつや社会不安障害など、精神疾患への注意が必要です。プライドのせいで人間関係に支障をきたしたり、自分がつらいと感じるようなら、そのプライドは不要だと考えましょう。

プライドの捨て方

ここまでお話ししたのは、実は「見せかけのプライド」とされるものです。本当の意味で自分にプライドを持てると、他者と比較した際の優劣やそれによって生じる不安感といったものはそれほど強くはありません。傷ついたことや他者の評価によって「自分の価値が揺らぐ」ということがないためです。

この見せかけのプライドは、本物のプライド=自尊感情をきちんと育てていくことで自然に不要となっていくものです。ですので、(1)自分のダメな部分を認める、(2)チャレンジする、といった行動を通して、本物のプライドを手に入れましょう。以下にくわしい方法を記載します。

自分のダメな部分を認める

プライドの高い人は「ダメな部分があってはいけない」と感じやすいものですが、それはダメな部分・ネガティブな部分によって自分の価値が失われてしまうといった「誤った認識」があるからです。そこで、まずは自分のダメだと思う部分を認識して、「私は自分を認めてもいいんだ」「完璧じゃなくてもいいんだ」と自分にいってあげましょう。

チャレンジする

プライドが高いことのメリットとして、コミット力や責任感・向上心があると紹介しました。そのためプライドの高い人は「行動力がある」と思われがちですが、彼らの多くは「自分がやりたいこと」ではなく「周囲に評価されること」や「自分のできそうな範囲」に、とどまって行動していることがよくあります。

そのため好きな人にアプローチしたり自分が本当にやりたいことには積極的になれないということが少なくありません。自分が本当にやりたいことに失敗してしまうと、受けるダメージが大きすぎるためです。見せかけのプライドでは「自分が本当にやりたいこと」へのチャレンジはできないのです。

そこで失敗を恐れず、たとえ失敗しても過剰に自分を責めたりしないようにしてチャレンジを続けていく必要があります。本物の自尊感情を育てる上では、チャレンジが成功するか失敗するかよりも、「本当にやりたいことにチャレンジできた」ということが大切だからです。他人の目を気にせず自分が本当にやりたいことに積極的にチャレンジしましょう。そうすることで、本物のプライドが持てるようになるでしょう。

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