お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

ほうれい線の予防に効果的なスキンケア&エクササイズ

松島桃子

ファナティック

ほうれい線を予防する方法

04

ほうれい線ができる主な原因は、頬がたるんでしまうことだとわかりました。それでは、ほうれい線を予防するために、どんなことに気をつければいいのでしょうか。ほうれい線を予防するスキンケアや生活習慣、筋力トレーニングの方法について教えてもらいました。

ほうれい線を予防するスキンケア

松島:頬のたるみが原因のほうれい線には、たるみの改善が根本治療です。減ってしまったコラーゲンやエラスチンを補うために、外から補充しなければなりません。コラーゲン入りの化粧品で保湿したり、食事でしっかりと栄養をとりましょう。また、紫外線対策や乾燥対策はもちろんのこと、睡眠も意識してください。リンパマッサージで血行をよくして、溜まった老廃物を排出するのも効果的です。

一方、表情ジワが原因のほうれい線には、表情ジワの癖がつかないようにしっかりと保湿を行い、さらに美容液などを使用するのが効果的です。

ほうれい線予防に効果的なスキンケア

・保湿
・食事
・紫外線対策
・乾燥対策
・睡眠
・リンパマッサージ

ほうれい線を予防する生活習慣

松島:表情ジワや乾燥ジワによるほうれい線は、抗シワ成分入りの美容液などによって改善できますが、たるみによるほうれい線は、改善までに時間がかかります。そのため、予防することが非常に大切です。

まず、頬のたるみ予防には、表情筋を鍛えるエクササイズが効果的です。食べ物をよく噛んだり、口を大きく開けて表情を作ったり、舌を回してエクササイズをしたりして、表情筋を鍛えましょう。また、頬に脂肪が蓄積することもたるみの原因となるので、ツボ押しやリンパマッサージによって予防することが必要です。

ほうれい線を予防するエクササイズ

舌回しエクササイズ

(1)口を閉じたまま、舌先ですべての歯の表面をなぞるようにゆっくり回す
(2)右に10回
(3)左に10回

慣れてきたら、右に20回、左に20回。空いた時間に1日3セットを目標に頑張れば、口の周りの筋肉が鍛えられます。エクササイズというだけあり、この舌回しは効果を実感しやすいと思います。

ツボ押し

(1)小鼻の横にある出っ張りの直下を、2本の指で押し、3呼吸。両側同時に行う

05

(2)口角のすぐ外側にあるくぼみを、2本の指で外にひっぱり、3呼吸。両側同時に行う

06

(3)耳の付け根から少し内側のくぼみを、持ち上げるように3本の指で押し、3呼吸。両側同時に行う

07

ツボを押すことによって筋肉が刺激され、顔のむくみやたるみ、シワが伸びる効果が期待できます。ただし、強く押しすぎると内出血のリスクもあるので加減に気をつけましょう。夕方のメイク直し時などにこのツボ押しをすると、疲れた顔が少しすっきりしますよ。

リンパマッサージ

(1)脇の下をもみほぐす(最終的な老廃物の出口となるリンパ節の位置)
(2)鎖骨の上をもみほぐす(重要なリンパ節がある)
(3)耳の後ろのくぼみから、首へかけてよくもみほぐす(老廃物の通り道)
(4)ほうれい線からこめかみにかけて、指ですべらせるように4~5回マッサージする
(5)こめかみから耳の後ろを通り、鎖骨上まで、皮膚をさするように老廃物を流す

数回繰り返すことが理想的ですが、1日1回行うだけでも、リンパの流れがよくなるのでおすすめです。

次ページ:まとめ

SHARE