お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

おりものシートはやめた方がいい? 正しい選び方と使い方【医師監修】

上田弥生

おりものシートが肌に合わない時の対処法

とっても便利なおりものシートですが、人によってはデリケートゾーンがかぶれてしまうことも。最後に、おりものシートが肌に合わなかったときの対処法について上田先生のアドバイスを紹介します。

参考記事はこちら▼

デリケートゾーンがかゆい、かぶれた。そんな時の対処法を解説します。

(1)自分に合うものを見つける

おりものシートにはたくさん種類があるので、自分の体質に合うものを探しましょう。

現在は「布製のおりものシート」も発売されています。月経の際、市販のナプキンの上に布ナプキンカバーをつけて使用する人がいますが、その応用でおりものシートの上に布ナプキンカバーをしてもいいでしょう。

かぶれやすい場合は、多い時だけ、気になるときだけ、にするというのも手です。

(2)病院を受診

rf49822617_o

かぶれたり痒みがあるようなら使用を中止し、病院を受診してください。市販の軟膏などで対処してもいいですが、改善がみられない場合は受診しましょう。

(3)日常のケアを見直す

普段のケアによって陰部の皮膚や粘膜が刺激に弱くなっている場合もあります。そこで毎日のケアが適切かどうか見直しを。

専用ソープ(ジャムウソープ)の例

専用ソープ(ジャムウソープ)の例

画像提供:Amazon

専用ソープで洗う、ソープのすすぎ残しを避ける、洗いすぎ・こすりすぎを避ける、腟内は洗浄しない、保湿しておく、などに注意して行いましょう。

正しい使い方でトラブルを防ごう

おりものシートの正しい選び方と使い方について紹介してきました。いかがでしたか?

衛生面の不安から、使用をやめた方がいいのかと悩む人もいるはず。正しい知識を身につけて、交換頻度や使い方に注意すれば、トラブルを未然に防ぐことができます。

「間違った使い方をしていた……」という人はぜひ、今日から正しい使い方を実践してデリケートゾーンを清潔に保ってくださいね!

(文:上田弥生、構成:マイナビウーマン編集部)

(※)マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年6月24日~2016年6月28日
調査人数:122人(22~34歳の働く女性)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.05.24)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビに還元されることがあります

※この記事は2017年04月29日に公開されたものです

上田弥生

総合病院やクリニックの産婦人科・婦人科、不妊治療外来で研鑽を積む。デリケートゾーンケアの専門家。多数のメディア出演や骨盤底筋ショーツの商品開発、バストアップサプリ監修に携わるなど、幅広く活躍中。女医プラス所属

この著者の記事一覧 

SHARE