もう依存しない! 依存体質の原因と特徴、治し方
依存体質の治し方
「誰かに依存しないと生きていけない……」そんな人生はつらいもの。一度きりの人生だからこそ、自分らしく生きたいですよね! 最後に依存体質の治し方についてゆうき先生に教えてもらいました。
(1)「依存(対象)によって救われている」という錯覚に気づく
依存は深刻になってくると依存していること自体が大きなストレスとなります。対象がイライラや不安を収めてくれているのではありません。もはや、それこそがイライラや不安の原因だと、まずは気づくことが大切です。
(2)物理的に距離をおく
シンプルですが“対象を視界に入れない”というのも効果的です。依存の怖いところは、目にしたり耳にすることで反射的に対象への欲求が高まってしまうところ。依存体質から脱却したいならば、まずは対象から離れてみましょう。
(3)新しい楽しみを見つける
物理的に離れてみると、やはり対象のことが気になってしまうと思います。しかしその時間を「対象を気にしながら過ごす」のはNG。新しい環境に飛び込んだり楽しみを見つけることに使いましょう。対象以外に楽しめるものを見つけることが大切です。
(4)「できたこと」を認める
せっかく依存対象から離れたのに、「また対象に依存してしまった」ということもあるでしょう。そんな時に大事なのは、自分を責めるのではなく「でも、3日は我慢できた」と、できたことを認めること。次は3日と半日になるかもしれません。その時間を更新していくことで、依存体質から徐々に抜け出せるようになっていきます。
(5)自分を責めない
(4)でも触れましたが、自分を責めないでください。依存からなかなか抜け出せないこと、依存して誰かに迷惑をかけてしまうこと……。依存体質から抜け出そうとする過程で、ときどき自分を責める気持ちが湧いてくるかもしれません。しかし、自分を責める気持ちは強いストレスとなり、また何かに依存してしまいやすくなります。反省は大切なことですが、自分を必要以上に責めないでください。自分の抱えるストレスを上手に緩和することも、依存体質脱却に欠かせないポイントです。