お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

【FPが教える】結婚を機に仕事を辞めると損する理由~専業主婦になって大丈夫?~

石川福美(トータルファイナンシャルアドバイザー)

実際に結婚を機に仕事を辞めた女性の割合

実際に結婚を機に仕事を辞めた女性は、どれくらいいるのでしょう。既婚女性にアンケート調査してみました。

Q.結婚を機に仕事はどうしましたか?

2

第1位「辞めて専業主婦になった」(42.33%)
第2位「フルタイム勤務を続けた」(37.76%)
第3位「パートタイム勤務に切り替えた」(12.13%)
第4位「結婚前からパートタイム勤務でそのまま続けた」(7.78%)

※有効回答437件

およそ4割以上の女性が、結婚をきっかけに仕事を辞めたようです。とはいえ、「フルタイム勤務を続けた」女性も4割弱おり、全体的には半数以上が何らかの仕事を結婚後も継続しています。

●結婚で仕事を辞めた理由

af9920085645w

辞めて専業主婦になったと答えた既婚女性に、仕事を辞めた理由について教えてもらいました。

<妊娠していた>

・「すでに妊娠していたので、ひとまず子育てに専念したかったから」(31歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

・「妊娠していたので、そのまま子育てに突入したから。子どもが小さいうちは、家にいてしっかりと子育てをしたいと思ったので仕事はやめた」(37歳/その他/その他)

妊娠していた場合、仕事を続けたくても続けられないことは残念ながらあります。授かり婚などの場合、結婚したからというよりも、妊娠のためという人もいるようです。

<結婚と同時に引っ越した>

・「結婚による引っ越しで職場から遠いところに住むことになったから」(31歳/その他/その他)

・「遠距離での結婚になったから、そのまま嫁いで辞めた」(36歳/その他/その他)

新居を夫の職場の近くに構えたり、そもそも遠距離恋愛の末に結婚したりすると、物理的な距離で仕事は辞めざるを得ませんよね。彼氏の転勤がきっかけで結婚した人もいるかもしれません。

<仕事と家事の両立が厳しかった>

・「家事に集中したかったからです。同時にできないタイプだから」(35歳/その他/その他)

・「介護の仕事をしていて、かなりの重労働だったため、家事との両立は難しいと思ったから」(32歳/その他/その他)

結婚して家事と仕事を両立させるのは、とても大変なことです。仕事内容がハードな場合、家事がおろそかになってしまうのが目に見えています。夫と話し合った上で、家庭に入った人も多そうです。

<もともと専業主婦志望だった>

・「もともと結婚したら専業主婦になりたいと思っていましたし、結婚相手が違う市の人だったので、結婚を機に辞めました」(39歳/その他/その他)

・「早く仕事をやめたかったので。結婚したら専業主婦になりたかったから」(32歳/その他/その他)

もともと専業主婦志望だった人もいました。「働きたくない」という意見も。

<子どもが早く欲しかった>

・「子どもが早くほしかったから。いつでも産めるように」(39歳/その他/その他)

・「子どもが早く欲しかったので辞めました」(27歳/その他/その他)

子どもが早く欲しくて仕事を辞めた女性も。妊娠したら続けられないような仕事だったり、育休制度のない職場だったり、理由はさまざまでした。妊活の時間のために仕事を続けられないケースもありますよね。

★結婚で仕事を辞めた理由まとめ

みなさん、いろんな理由で仕事を辞めたようですね。本当は続けたいと思っていても、職場の環境だったり、仕事と家事を両立させるのが厳しくて辞めた人もいれば、専業主婦になりたくて辞めた人もいるようです。とりわけ妊娠のために辞めた人が多く見受けられました。結婚前、もしくは直後に妊娠した人が多かったようですね。

●結婚で仕事を辞めなかった理由

af9920062512m

先ほどのアンケート結果では、6割近くの女性が仕事を辞めずに続けている結果となりました。そこで、フルタイム勤務を続けた女性に、仕事を辞めなかった理由について教えてもらいました。

<子どもがいないうちに働こうと思った>

・「まだ子どもがいるわけではないので、稼げるうちに稼いで子どもできたときや病気のときに備えるため。また、新婚旅行代を稼ぐため」(26歳/小売店/販売職・サービス系)

・「子どもができるまでは私も時間がたくさんあるし、働けるうちは働こうと思ったので。働くことも好きだった」(30歳/その他/販売職・サービス系)

とりあえず子どもができるまでは、仕事を続けようと思う人も多いようです。子どもがいないうちは、まだ自由に働くことができますし、稼ぐチャンスです。

<仕事はずっと続けたい>

・「もともと仕事は子どもを産んでも続けるつもりだったから」(35歳/機械・精密機器/技術職)

・「もともと仕事をやめる気はなく、ずっと定年まではたらきたいので」(39歳/建設・土木/技術職)

最初から仕事を辞めるつもりがなかったという女性も少なくないようですね。職場が産休育休を取りやすく、働く母に理解のある環境であれば、仕事も心配せずに続けられそうです。

<経済面が不安だったから>

・「経済的に不安があり、夫と相談して決めた」(36歳/情報・IT/技術職)

・「お金がなかったので。稼ぐしかないので。夫がどうなるかわからなかったので」(35歳/医療・福祉/事務系専門職)

夫の収入だけでは、経済的に不安を感じてしまうこともありますよね。二人で働くことで、家計は潤います。

<生活スタイルが変わらなかったから>

・「結婚したからといって居住地や生活時間帯が激変するわけではないので仕事を辞める理由にはならなかった」(33歳/その他/その他)

・「結婚したからといって生活のスタイルは変わらないから」(27歳/医療・福祉/専門職)

結婚前から同棲していたり、住む場所が大きく変わらなければ、いきなり生活が激変することはないもの。生活スタイルがそのままなら、仕事を続けることはできます。

<自分がやりたい仕事だから>

・「自分がやりたい仕事だったので、結婚はやめる理由にならなかった」(38歳/その他/その他)

・「私にはこの仕事しかないと思っていたから」(28歳/医薬品・化粧品/販売職・サービス系)

自分がやりたい仕事で、続けられる環境にあるなら、辞めることはないですよね。「結婚で辞める意味が分からない」という人もいました。

<仕事してないと暇だから>

・「今は女性も働き続けているし、辞めてもやることが無いので」(36歳/不動産/秘書・アシスタント職)

・「専業主婦になったら暇そうでいやだから」(28歳/建設・土木/秘書・アシスタント職)

仕事を辞めると、やることがなくて暇、という女性も。まだ子どももいなければ、家事だけの専業主婦には暇そうなイメージがあるのかもしれません。

★結婚後もフルタイムで働き続けた理由まとめ

経済的な理由から仕事を辞めなかった人もいれば、仕事を続けたいと望んで辞めなかった人もいるようです。子どものいないうちは、環境もさして変わらず、稼ぐチャンスです。お金のため、自己実現のため、働き続ける人は多いようですね。

次ページ:経験者に聞く! 結婚を機に仕事を辞めるとする後悔

SHARE