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恋愛のトラウマの原因とは? 克服方法とトラウマがある男性との付き合い方

織田隼人(心理コーディネーター)

ファナティック

【実態調査】恋愛のトラウマを克服する方法

恋愛のトラウマの克服方法

恋愛でトラウマを負ってしまった人は、どのようにして克服すればいいのでしょうか。トラウマの克服方法を心理コーディネーターの織田隼人先生に取材し、実際に克服したエピソードについても男女のみなさんに聞いてみました。

恋愛のトラウマを克服できた人は約半数

Q.恋愛のトラウマを克服できましたか?

Q.恋愛のトラウマを克服できましたか?

克服できた…50.6%
克服できていない…49.4%

※『マイナビウーマン』にて2016年3月にWebアンケート。有効回答件数402件(22歳~39歳男女)

恋愛においてトラウマを負ったことがある人で、すでにトラウマを克服できた人と、まだできていないという人は、ほぼ半数といった結果になりました。

それぞれの状況について聞いてみましょう。

克服できた人の意見

・「トラウマの傷を癒してくれる人に出会えたから」(男性/31歳/不動産/事務系専門職)

・「失敗を反省して同じパターンに出会ったときの対処方法を考え実践して克服した」(男性/30歳/医療・福祉/専門職)

・「最愛の夫に出会え、幸せな日々を送っているから」(女性/34歳/その他/販売職・サービス系)

・「新しい恋愛での成功体験が、過去の恋愛でのトラウマを解消してくれる」(女性/30歳/その他/クリエイティブ職)

 

多くの方が、過去のトラウマを忘れさせてくれるような人との出会いによって、トラウマを克服できたと答えています。成功体験を積み重ねることは、トラウマ克服に有効なようですね。

克服できていない人の意見

・「自分に非があって別れたのに、いまだに引きずっている」(男性/37歳/その他/その他)

・「連戦連敗が続いたため自分から好意を打ち明けることができなくなった」(男性/35歳/その他/事務系専門職)

・「モラハラが過ぎてもうコリゴリ。男性と恋愛を考えただけで嫌になる」(女性/27歳/その他/その他)

・「過去に浮気をされたことがあるが、男はみんな浮気をするもんだと思っているから」(女性/39歳/その他/その他)

 

一方、いまだトラウマを克服できずにいるという人たちは、恋愛に臆病になっている傾向が見られます。新たな出会い以前に、疑心暗鬼になってのびのびと人と接することができないでいるようです。

恋愛のトラウマを克服できた人、できていない人。アンケートではともに半数程度といった結果になっています。トラウマの度合いにもよりますが、記憶を塗り替えてくれるような人との出会いができているかどうかが、大きなポイントになっているようですね。

【心理コーディネーターに聞いた】恋愛のトラウマを克服する方法

織田先生に心理学の観点から、トラウマを克服するにはどうすれば良いかを聞いてみました。恋愛のトラウマですが、乗り越え方は3つあります。

(1)自分自身で過去の反省をして、次にどうするのかを決める

反省するときには一度どこかに気持ちのすべてを吐き出した方がよいので、ブログに投稿してみたり、手帳に書き出したりしましょう。書き出すことで、頭がどんどん整理されてきます。

頭が整理されると未来に目が向き「次はこうしよう」という改善策が見えてきます。改善というのは未来に向かう行為なので、自然とトラウマもなくなってきます。

(2)時間に身を任せること

いわゆる時間が解決してくれる、というものです。

反省しようとすると、過去の傷があまりに深すぎる場合、涙が止まらなくなることもあると思います。

すぐに傷が治ることはありませんが、過去の傷が深すぎる場合、ある程度自然と回復するまで見ないフリをして、元気になってきたら反省するという方法でもよいのです。

(3)他人のせいや、環境やモノのせいにしてしまう

責任を人に押しつける、というモノです。

特に真面目な人や自分が悪かったと自分を追い詰めがちな人ほど、他人のせいにするという技を覚えた方がよいです。「あのときは○○さんの方が悪かった」とか「お金がなかったから問題が起きただけ」というように、他人や環境のせいにしてしまえば気持ちもある程度落ち着きます。

自分の成長には反映されませんが、気持ちは早く落ち着くので、自分を責めがちな人はこの方法を試してみてください。(織田先生)

トラウマを抱えた男性との恋愛方法

トラウマを抱えた男性との恋愛

もし好きになった男性が恋愛に対してトラウマを抱えていたら、どう接したらよいのでしょうか。トラウマを抱えた男性との恋愛方法について、織田先生に取材しました。

男性のトラウマを治してあげよう、という気持ちを持たずに、普通に楽しく接してあげることをオススメします。

無理にその人のトラウマの扉を開けると、男性が不安定になってしまいます。

トラウマは必ず治さなければならないものではありません。傷口が残っていたとしても、好きな人は好きな人です。トラウマが残っていたとしても、それはそれ、これはこれ、で彼と幸せにさえ付き合えればそれでよいと考えましょう。

人の心の傷を無理やり治そうとすることは、人の傷に塩を塗り込むようなものなのです。

多くの心の傷は時間が解決してくれるものです。

大事なことは彼と長く付き合うこと。そうすれば、彼の自然治癒力が発揮されて、そのうち彼のトラウマも薄くなって元気になることでしょう。

恋愛のトラウマを無理なく癒していこう

恋愛のトラウマ克服方法まとめ

恋愛によるトラウマは、そう簡単には克服できるものではありません。頭ではわかっていても、心がついていかないというのがトラウマです。ブログや日記などに自分の気持ちを吐き出して、無理せず傷が回復するのを待ちましょう。また、もし好きになった男性が恋愛のトラウマを負っていたとしても、自分が治してあげなきゃと意気込むのではなく、自然と接してあげるようにしましょう。

(監修:織田隼人、文:ファナティック)

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※画像はイメージです

※この記事は2017年03月22日に公開されたものです

織田隼人(心理コーディネーター) (心理コーディネーター)

心理コーディネーター。男女の心理のちがいを伝えることで、男女の行きちがいを少しでも減らすのが目標。著書に「やっぱり彼と復縁したい貴女へ」「彼女と復縁する59の方法」「愛でセックスを買う男・セックスで愛を買う女」などがある。

HP:http://oda999.tea-nifty.com/blog/
ツイッター:https://twitter.com/oda_hayato

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ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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