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【専門家監修】好意の返報性が成り立つ条件

織田隼人(心理コーディネーター)

ファナティック

(3)効果的な好意の伝え方

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好意の返報性の効果を得るためには、どのようにして自分の好意を伝えればいいのでしょうか。効果的な伝え方を織田先生にアドバイスいただきました。

Q.女性が男性に好意を伝える場合、どんな伝え方が効果的ですか?

「最近、○○さんってカッコいいですよね」とか「そんなことも知っているんですね、すごい!」と言って褒めたり、相手が何かしてくれたときに「本当にうれしいです! ありがとう」というように、感謝の気持ちを伝えるところから始めてみましょう。また、会話の時に相手の目をじっと見つめるとか、二人で話すときにちょっと相手の方に体を向けて前のめり気味になるとか、男性に対して興味がありますよ、というポーズを示すことが大切です。細かい積み重ねで相手に「あれ、この人は僕に興味があるのか?」と思ってもらえるように誘導してみてください。

Q.男性が女性に好意を伝える場合、どんな伝え方が効果的ですか?

女性に対して興味を持っていることを示すのがよいです。よく女性の細かいところを褒めようと言われますが、それこそが「あなたに興味を持っていますよ」と示すことに繋がります。爪がキレイだったら爪を褒めたり、かわいい小物を持っていたらそれを褒めたりと、大ざっぱではなく細かいところを褒めることで「あなたに興味を持っています」と示すことができるのです。

「きれいだね」「かわいいね」だと、表面だけ見られているように感じて、女性としては「実はそんなに私のことに興味を持っていないのでは」と思われてしまいます。女性に好意を伝えるときには、小さな変化を見つけて褒めることがよいでしょう。

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