「彼氏いない歴=年齢」は引く？　男性の意外な本音

コンプレックスが強すぎて、相手をきちんと見ていないのが、彼氏ができない原因でしょう。

お互いがお互いの中身を見ながら交流してゆくのが恋愛なのに、『私なんて、モテないから……』と目線が自分に向くばかりでは、恋愛にはなりづらい。「相手はどんな人なのかな？」と興味を持って相手を見ることから恋愛ははじまるものです。自分の事情はいったん忘れて、いいと思う相手が現れたら相手をしっかり見て知ろうとする。男性は、自分に興味を持ってくれる女性を好きになるんです。

だから、自分がどうかなんて実はそんなに大切なことではありません。『自分はこんな（人間）ですけどいいですか？』というスタンスの女性よりも、『わあ、素敵な方ですね、あなたに興味があります』という姿勢の女性が好かれると心得ましょう

（結婚）できます！　というよりも、『彼氏いない歴=年齢』をコンプレックスに思う必要がないということを知ってほしいです。

実は、当研究所にも『彼氏いない歴=年齢』の女性が相談に訪れるのですが、その数は年々増えています。つまり「彼氏いない歴=年齢」なんてイマドキはごく普通のこと。

そもそも、結婚する前に、結婚相手以外の男性と交際する必要もないんです。

ひと昔前は、お見合いで顔合わせしただけで結婚なんてことも実際に多々ありました。もしかしたら、異性とたくさん付き合った女性のほうが魅力的だと思っている人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。彼を何人も作ってから結婚を決める人がいてもいいし、夫と初めて恋をするという人がいたっていいんです。

大切なのは、自分がいいと思った相手とは飾らずに、素直に接すること。そして何よりも、真摯に相手と向き合うことでしょう。

へりくだる必要はないし、カッコつける必要もない。実際、誰とも付き合ったことのなかった34歳の女性は、SNSで仲良くなった年下の医師ととんとん拍子に結婚を決めました。『彼をいい』と思って、素直な気持ちで彼と交流した結果、彼女の良さが伝わったのです。

『彼氏いない歴=年齢』はコンプレックスなりやすい反面、前カレたちと比べることがない分、「迷いが少ない」メリットもあります。

婚活は、大勢の異性の中からひとりを『選ぶ』作業だと誤解されがちですが、実は選ぶのではなくて、未来を『作る』のが正解。だから、まずは自分がどんな結婚をしたいのかをイメージしてみて。イメージに合う相手は必ずいますし、『いる』と信じる素直な心が良縁を引き寄せるのだと思います