本命チョコは「渡す時間」がちがう!? 最新バレンタイン傾向
来月にはバレンタインがありますね。そろそろ準備を考える人もいるのではないでしょうか? 明治が、首都圏・中京圏・関西圏の10代~70代の男女2,000人を対象に、バレンタインに関する意識と実態調査を行いました。その調査結果から、今年のバレンタインの傾向を予測します。
今年チョコをあげる女性の割合
まず首都圏・中京圏・近畿圏の10代?70代の男女12,792人に、今年(2017年)、バレンタインにチョコをあげる・もらう予定について聞くと、女性の60.8%がチョコをあげる予定、男性の40.5%がチョコをもらう予定と答えています。また、男性の10.1%がチョコをあげる予定で、女性の22.0%がチョコをもらう予定と答えており、バレンタインは女性から男性へチョコを贈る日ではなく、男女ともにチョコを贈り合う日へと進化しているようです。また、チョコをあげる、もらうともに男性より女性の方が多く、男性はあげる、もらうともに2.9個ですが、女性はあげる(3.6個)より多くもらいたい(4.2個)と望んでいます。
年代別に見ると、チョコをあげるのは10代~30代の女性が7割を超えていますが、シニア女性も4割(60代:43.0%、70代:41.0%)がバレンタインに参加する予定です。 一方、チョコをもらう予定の男性は、30代(46.9%)が最も多くなっていますが、70代男性は41.1%と、20代男性(41.4%)とほぼ同率です。アクティブシニアと称される今の60代・70代にとって、バレンタインもアクティブに参加するイベントのひとつになっているようです。
本命には断然「手作りチョコ」を贈りたい女性
バレンタインチョコをあげる予定の女性に、本命チョコ、友チョコ、義理チョコのそれぞれでどんなチョコをあげる予定かを聞いてみました。本命チョコでは「手作りのもの、どこか手作り感のあるもの」(28.3%)がトップ。今年も気持ちを込めたいチョコは手作りで、というのがバレンタインチョコの王道のようです。友チョコや義理チョコは、「価格が手ごろなもの」(友チョコ24.5%、義理チョコ28.7%)がトップですが、友チョコの2位、義理チョコの3位は「手作りのもの」(友チョコ24.2%、義理チョコ19.7%)。贈り手からすると「バレンタインはやっぱり手作りチョコで?」という気持ちが強いようです。
一方、もらう側の男性が期待しているチョコは、本命チョコは「自分が好きなもの・自分が食べてみたいもの」(26.8%)、友チョコや義理チョコは「価格が手ごろなもの」(友チョコ30.5%、義理チョコ32.3%)がトップでした。男性は手作りへのこだわりは低いようですが、もしあなたが手作りチョコを受け取ったなら、「あなたが本命」というサインと受け止めてもいいのかもしれません。また、女性は、男性が「自分が好きなもの・自分が食べてみたいもの」を欲しがっているという傾向から、今年の本命チョコの準備は、相手がどんなものが好きか、事前のリサーチが重要となりそうです。
バレンタインチョコの準備はいつから?
バレンタインチョコの準備はいつ頃から始めるか聞くと、「2週間前」(23.9%)から「1週間前」(25.7%)がボリュームゾーンとなり、「2月になるとバレンタインの準備を始める」が一般的です。前日や当日に用意する女性が1割程度(10.3%)いる一方、「1カ月以上前」(12.8%)から準備する女性もほぼ同数おり、本命チョコでは1ヵ月以上前から準備する女性が14.5%と友チョコ、義理チョコに比べ最も多くなっています[図2-3]。本命チョコにはじっくり時間をかけて準備したい、という女心が表れているようです。
相手別に見ると、その傾向はより顕著で、「1ヵ月以上前」から準備するのは恋人にあげるチョコが17.6%と配偶者や職場の人にあげるチョコに比べ多いのに対し、職場の人にあげるチョコは「2週間前」(29.9%)が多く、準備期間が短くなっています[図2-4]。
体験型バレンタイン『チョコパ』ブームが到来の兆し
チョコを一緒に作るなどバレンタインに関する時間を共有したいかと聞くと、3人に1人(35.8%)は「共有したい」と答えています。特に10代女性56.3%、20代女性48.5%、30代女性49.8%、20代男性43.7%など若い世代にその意識が高いことから[図3-1]、今後は、バレンタインに向けてチョコを一緒に作るチョコパーティー(チョコパ)や、バレンタインの準備で盛り上がるプレバレンタインなどのイベントがさらに顕在化しそうです。
また、バレンタインチョコをあげる相手と一緒にチョコ作りをしたいかと聞くと、女性(16.2%)よりも男性(24.2%)の方が、「一緒に作りたい意向」が高くなっています。10代男性37.5%、20代男性42.9%、10代女性40.2%など、若い世代ほど一緒に作りたいと思っているようです。[図3-2]。料理男子やスイーツ男子が増えている昨今、チョコを一緒に作って時間も体験もシェアすることで絆を深める、そんなバレンタインの過ごし方がこれからは増えてくるかもしれません。
渡す日でわかる? 「本命チョコ」と「義理チョコ」
今年のバレンタインデー(2/14)は火曜日ですが、チョコをあげたりもらったりするのは、いつどんなシーンで行われるのでしょうか? 女性が本命チョコをあげるのは「2/14バレンタインデー当日」(71.1%)が最も多く、“2/14一点集中”となっています。友チョコや義理チョコは半数以上が「2/14バレンタインデー当日」にあげる予定ですが、バレンタインデー直前の土日にあたる「2/11か2/12」(友チョコ13.8%、義理チョコ14.5%)に渡すこともあり、本命チョコに比べ分散しています[図4-1]。
一方、男性がチョコをもらいたい日は、やはり「2/14バレンタインデー当日」が多いものの、「いつでもよい」という意見も少なくなく、あげる側に比べ集中度は低いようです[図4-2]。
本命チョコを渡す時間
次に女性がチョコを渡す時間では、本命チョコは19時以降の「夜」(28.2%)が最も多くなっています。また、友チョコは13時~15時の「午後」(11.9%)か17時以降の「夕方」(12.9%)、義理チョコは「朝」(10.3%)か17時以降の「夕方」(10.6%)に渡すという意見が多くなっています[図4-3]。
相手により渡す時間を区分けすることで、バレンタイン当日をうまくやりくりしているようです。一方、もらう側の受け取り希望時間は、本命チョコは「夜」か17時以降の「夕方」が多く、友チョコは「午後から夕方」、義理チョコは「夕方」か「午前中からお昼」にかけて、という結果となりました[図4-4]。あげる側の女性も、もらう側の男性も、その時間帯によりチョコの意味を理解するという、暗黙の了解が形成されているようです。
バレンタインチョコを渡すシーンでは、本命チョコは「二人だけの時間を作って直接手渡しする」(55.3%)が鉄板です。一方、友チョコや義理チョコは「みんなの前で一人ずつ渡す」(友チョコ37.1%、義理チョコ34.6%)がお約束のようです[図4-5]。
チョコをもらいたいシーンも同様に、本命チョコなら「二人だけの時間を作って直接手渡しされる」(38.7%)か「自分の家で手渡しされる」(35.0%)ことを希望しています。友チョコや義理チョコなら「みんなの前で一人ずつ渡される」(友チョコ28.2%、義理チョコ30.2%)となっています[図4-6]。
これらの結果から、同じバレンタインチョコでも込める思いにより、渡すシーンが異なることがわかりました。本命チョコなら「2/14当日の夜に二人だけの時間に直接手渡し」、友チョコなら「午後にみんなの前で」、義理チョコなら「朝、みんなの前で」が、バレンタインチョコの渡し方のスタンダードとなっているようです。ということは、夜に二人っきりで手渡しされた友チョコには、実はラブの意味合いが込められているのかもしれないし、誤解されたくない相手には義理チョコとはっきりわかるよう、午前中にみんなの前で渡すことが肝心、といえるのかも。今年のバレンタインは、チョコの数だけでなく、いつどうやってもらったかを気をつけてみると、案外身近で恋のチャンスが見つかるかもしれません。
チョコの予算は彼>ワタシ>夫の順
バレンタインチョコにかける予算を、チョコをあげる人ごとに聞いてみました。最も予算が高いのが「恋人」への本命チョコで平均2,501円(最低金額100円、最高金額10,101円)です。以下、「自分」へのご褒美チョコ平均1,765円(最低100円、最高20,000円)、「配偶者」へのチョコ平均1,584円(最低100円、最高50,000円)の順となっています[図5-1]。配偶者へのチョコと恋人へのチョコを比べると、1,000円もの開きがあります。彼氏から夫になると、チョコ予算はコストダウンされるようです。
とは言え、本命チョコは『手作り』で『長時間』に加えて、『高価格』がポイントのようです。カカオ豆の買い付け・焙煎から製法などにこだわって作られた「BEANtoBAR」チョコをはじめとした、昨今話題の高価格チョコが本命チョコとしてブームになりそうです。
女性のバレンタインチョコ出費は平均4330円
バレンタインチョコにかける総予算を三大都市圏別で見ると、最も予算をかけるのは関西女性(平均4,579円)で、最もシビアなのは首都圏女性(平均4,203円)となり、その差376円となりました。これを1個あたりの予算で見ると、首都圏女性は平均3.8個のチョコを渡すことから、1個あたりコストは1,105円となり、3エリアの中で最もシビアのようです。一方、中京女性は、あげる個数が3.4個と最も少ないため、1個あたりの単価は1,267円と最も高くなっています[図5-2]。中京女性は、チョコを渡す相手を見極め厳選し、リッチなチョコを贈る傾向があるようです。
バレンタインチョコにかける総予算を年代別で見ると、最も高いのは40代女性(4,973円)で、チョコの個数が2.9個と少ないことから、1個あたり単価は1,710円と最高値です。一方、チョコ出費が最も低いのは10代女性で、総額2,944円です。予算が少ない中で、友チョコなど11.4個ものチョコを渡すことから、1個単価は258円と最安値です。限られた予算でどう賄っていくか、10代ならではの思案のしどころ、と言えそうです[図5-3]
毎年チョコをもらいたい男性の割合
告白から感謝を伝える日へと変化しているバレンタインですが、男性にとって、チョコをもらえるかどうかはやはり一大事のようです。毎年ひとつはチョコをもらいたいかと聞くと、男性の62.7%が「もらいたい」と答えています。10代が76.8%と最も高くなっていますが、60代(60.5%)、70代(58.1%)もチョコ意欲は高く、年齢に関係なく、バレンタインチョコは欲しい!というのが男性の永遠の願いのようです。また、男性の3人に1人(32.7%)は、バレンタインにチョコをもらえないと肩身が狭いと感じているようで、10代(48.2%)・20代(49.6%)の若い世代では、その思いがさらに強くなっています[図6-1]。
ではどのようにすれば、バレンタインにチョコがもらえるのでしょうか?2016年のバレンタインにチョコをもらった男性(755人)と、もらえなかった男性(46人)の日ごろの行動を比較してみました。すると、もらえた男性はもらえなかった男性に比べて、「日ごろから周りの人には親切にしている」(もらった50.3%>もらえなかった43.5%)、「日ごろから色々な人に積極的に話かけるようにしている」(もらった16.3%>もらえなかった13.0%)、「日ごろからなるべく人をほめるようにしている」(もらった14.4%>もらえなかった8.7%)など、日ごろのちょっとした努力や気配りがバレンタインチョコという結果となって表れているようです[図6-2]。バレンタインチョコは、男性の日ごろの態度が評価された結果、いわば「男の通知表」といえるのかもしれません。
ちなみにバレンタイン直前の行動として、「もうすぐバレンタインだねと話題を持ち出す」(もらった2.5%<もらえなかった4.3%)だけだと、チョコはもらえないことが多いようです。「バレンタインチョコレートを素直にねだる」(もらった2.8%>もらえなかった2.2%)ことでその効果が出るかもしれません[図6-3]。最後のひと押しは、なんとなくにおわせるのではなく、具体的にお願いする“おねだり男子”の方が功を奏すようです。
初めてのバレンタインチョコ経験
女性が初めてバレンタインチョコ[図7]はじめてのバレンタインチョコ年齢(Q1)をあげた年齢は、10代は8.1歳、20代は8.5歳と、小学3年生でバレンタインデビューを果たしています。年代が上がるとともに初バレンタイン年齢も高くなります。30代(平均10.4歳)・40代(平均11.5歳)は小学校高学年で、50代(平均14.7歳)は中学生で初バレンタインを経験しています。そして、60代は22.3歳、70代は31.4歳となり、当時のバレンタインはオトナの行事であったことがうかがわれます[図7]。
チョコをもらう男性も同様で、10代(7.8歳)から40代(11.6歳)までは小学生時代に、50代(14.6歳)は中学生時代に初バレンタインを経験しますが、60代(22.2歳)と70代(27.1歳)では、20歳をすぎてから初バレンタインを経験しています。日本でバレンタインが普及したのは1970年代といわれており、今の70代が20代の頃です。いわば、今の70代は、日本のバレンタインを開拓した最初の世代です。子どもたちのイベントとして定着した感のある今のバレンタインですが、その歴史をたどると、今のシニアたちがドキドキしながら始めた、れっきとしたオトナイベントだったようです。
バレンタインは毎年の恒例行事に
バレンタインに「毎年チョコをあげる」と答えた女性は81.7%、「毎年チョコをもらう」と答えた男性は84.2%となり、バレンタインは毎年恒例のイベントとなっているようです[図8]。年代別に見ると、70代男性のチョコをもらう率が最も高く、91.8%が「毎年チョコをもらう」と答えており、シニアのモテぶり・現役ぶりがうかがえます
バブル到来!? 職場の義理チョコ予算1,000円超えの理由
「職場の上司・同僚・後輩」(1,075円)や「男性の友人」(1,038円)へのチョコ予算は4桁となり、義理チョコといえども、そこそこの予算をかけていることがわかりました。職場関係の人にチョコをあげる理由を聞くと、「日ごろの感謝の気持ちを伝えるため」(38.4%)がトップで、「おつきあいとして」(23.7%)、「コミュニケーションをよくするため」(16.9%)、「年中行事だから/いつもあげているから」(16.4%)の順となっています[図9]。エリア別で見ると、首都圏女性と中京女性は「感謝の気持ち」の方が高くなっていますが、関西女性は「感謝」(27.3%)より「おつきあい」(36.4%)の意識が高く、関西の義理チョコはより儀礼的な意味合いが強いようです。ちなみに、「ホワイトデーのお返しを期待して」という理由でチョコを贈る女性は0%でしたが、だからといってスルーしては男性の振る舞いとして疑問符がつきます。感謝の気持ちを受け取ったら、カタチにして返すのが大人の流儀ではないでしょうか。
今年女性がチョコをあげる相手
今年のバレンタインに女性がチョコをあげる相手は、「配偶者」(62.6%)、「息子」(27.0%)、「父親」(26.4%)、「自分」(24.9%)、「女性の友人」(17.3%)の順となり、「恋人」(14.8%)、「職場の上司・同僚・後輩」(14.9%)がほとんど同率となっています[図10-1]。年代別に見ると、10代女性では「女性の友人」(70.6%)の友チョコがダントツ1位ですが、20代以降は「配偶者」がトップです。また、30代までは「父親」が2位ですが、40代になると「息子」が2位に、60代になると「孫」が3位となり、女性のライフステージの変化に伴い、チョコをあげる相手も変わっていくようです。
一方、男性がチョコをもらえると予想する相手は、「配偶者」(57.4%)、「恋人」(24.4%)の順。女性よりもラブ度が高く、男性の方がよりロマンチック志向のようです。年代別で見ると、10代は「恋人」(44.4%)より「女性の友人」(55.6%)の方が多いものの、20代では「恋人」(56.4%)が、30代以降は「配偶者」がトップとなっています。また、30代から50代までは「職場の上司・同僚・後輩」が不動の第2位ですが、退職後は「娘」や「孫」からのチョコが期待されているようです[図10-2]。また、「片思いの人」にチョコをあげる女性は1.5%、「片思いの人」からチョコをもらうと予想する男性は1.9%と、いずれもTOP10圏外でした。バレンタインの“告白する日”という本来の役割は、すっかり形骸化している、といえそうです。
恋人より優先されるパパチョコ
チョコをあげる予定の女性に義理チョコの相手は誰かと聞くと、「職場の上司・同僚・後輩」(12.4%)ではなく、実は「父親」(20.2%)が1位、「配偶者」(12.6%)が2位となっています[図11]。[図10-1]の通り父親にチョコを贈る女性は多く、恋人よりも優先されていますが、実は義理チョコだったというオチ、のようです。とはいえ、娘からのバレンタインチョコが、うれしくないはずがありません。義理とわかっていても、パパにはにんまり笑顔がこぼれます。ちなみに、約半数の女性が義理チョコの相手は「特にいない」(48.0%)と答えています
バレンタインは告白する日から「感謝の気持ちを伝える日」へ
女性を対象にバレンタインにチョコをあげる理由を、あげる相手別に聞いてみました。すると、配偶者も、恋人も、父親も、会社関係の人へも、女性がバレンタインにチョコをあげる理由は、「日ごろの感謝の気持ちを伝えるため」が第1位となっています[図12]。バレンタインは好きや告白という恋愛の次元を超え、「感謝の気持ちをチョコに託して相手に伝える日」となっているようです。
次に、バレンタインは友達などとチョコレートを贈り合って感謝し合う日と思うかと聞くと、約半数(47.1%)が賛同。10代女性77.0%、20代女性58.5%、10代男性58.9%、20代男性58.8%など、若い世代の賛同が多くなっています[図13]。これからのバレンタインは、チョコを贈り合って感謝し合う、という側面がさらに強くなりそうです。
男性の2割が実践する男性から女性への「逆チョコ」
今年のバレンタインに参加すると答えた男性(801人)のうち、20.6%が「毎年チョコをあげている」と答え、70代男性では40.3%が毎年チョコをあげています。毎年チョコをあげていると答えた男性に何年ぐらい続けているかと聞くと、平均で21.4年にもなり、70代では33.4年と人生の半分近くもチョコを贈り続けています[図14]。
男性から女性にチョコを贈る「逆チョコ」は、最近の現象と思われがちですが、実は30年以上も前から存在しています。長年実践しているダンディなシニアたちのおかげで、やっと世の中が追いついてきた、のかもしれません。
逆チョコは見栄えが良くて高額なものに
女性の本命チョコは「手作り」が主流でしたが、男性があげる逆チョコはSNS映えする「見た目がよいもの」(妻28.0%、恋人38.2%)や「価格が高いもの」(妻23.0%、恋人34.5%)が主流です[図15-1]。
チョコ予算を比較すると、男性が妻へ贈るチョコは2,429円、女性が夫へ贈るチョコは1,584円と845円の差、恋人同士では男性→女性3,883円、女性→男性2,501円と1,382円もの差があります[図15-2]。
バレンタインチョコは女性より男性の方が出費が多いようで、総額は男性5,003円、女性4,330円となっています[図15-3]。
まとめ
いかがでしたか? 今年のバレンタイン事情がわかってきたのではないでしょうか? 女性が「本命チョコ」「義理チョコ」「友チョコ」によって、渡す時間を変えている事実には、驚きましたね。夜、2人っきりでもらえたチョコなら「本命」かもしれませんよ。バレンタインはもうすぐ、楽しみですね。
調査概要
■実施時期 2016年12月14日(水)~12月16日(金)
■調査手法 インターネット調査
■調査対象
●事前調査: 首都圏(東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県)・中京圏(愛知県、三重県、岐阜県)、関西圏(大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県)在住の15歳~74歳の男女12,792人
●本調査: 今年のバレンタインでチョコを渡す・もらう予定の首都圏・中京圏・関西圏在住の15歳~74歳の男女2,000人
(マイナビウーマン編集部)
※この記事は2017年01月19日に公開されたものです