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ビジネスでは「ずる賢い人」ではなく「賢い人」が生き残る理由

ぱぴこ

「ずる賢い人」ではなく「本当に賢い人」になるための3つの方法

ここまで見てきたように「賢い」と「ずる賢い」は結局のところ、その人の態度や印象に左右される部分が大きいといえます。つまりやり方があくどくても、「善人」の皮を被っていれば良い……という見も蓋もない言い方ができます。

最後に、「賢い人」と判断されるために心掛けるといい3つのことをお伝えします。

(1)無理をしないで適度に人に頼る

お伝えしてきたように、「ずる賢い」と判断されないためには周りからの印象を悪くしないことが大切です。そのためには、自分の態度や感情を一定に保つことが必要となるでしょう。

「スマートな人間は何でも一人でこなせるだろう」という間違った認識から、業務を抱え込みすぎるとキャパオーバーしてしまいます。そして、イライラしてしまったり、無謀な要求をし続けたりすると、悪評が立ちかねません。

人に頼ることを忘れず、ゆとりを持って仕事をしましょう。

(2)共感するふりができる

行き過ぎた正義感や正論は、人を幸せにしません。賢い振る舞いとしては、自分の意に沿わないことや、生産性のない愚痴などについても「いったん受け止めてみる」ということ。

悪口や愚痴は、自分から発信せずにあくまで「受け止める」だけ。これによって、自分の発言が回り回って「都合が悪いように切り取られる」リスクを下げ、他の人との連帯感を得ることができます。

(3)自分のガス抜きは、コミュニティと関係のない場所で

愚痴や悪口というネガティブな言葉でも、自分だって言いたい時はあります。そんな時は、愚痴の対象から離れたコミュニティや人に頼るなど、なるべく摩擦が起こる可能性が低い場所を選ぶという「一手間」が自分の身を守ります。

ずる賢いと賢いは紙一重。「敵」を作らない振る舞いが肝

「衝突=悪」ではありませんが、日本では特に「軋轢を生まない」ことが重視されがちです。その中で、自分が損をせずに立ち回るには、「社会や人との摩擦を起こさない」ことが重要になります。

衝突せずに自分の主義主張を通せるなら、それが一番「賢い」やり方には違いありません。ただ、衝突を恐れるあまり八方美人な振る舞いになってはしんどいばかりです。いいバランスを取って生活していきましょうね。

(ぱぴこ)

※画像はイメージです

※この記事は2016年12月23日に公開されたものです

ぱぴこ (外資系ときどき激務OLコラムニスト)

外資系ときどき激務OLコラムニスト。オシャレとズボラの狭間に生息し、ストレスを課金で潰すことに余念がない。趣味はNetflix、お酒、豚を塩漬けにすること。目標はゆとりのある生活(物理)。
Twitter:@inucococo

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