う、羨ましくないしっ!! 女友だちが授かり婚をしたときに思うこと!
社会人になると、学生時代に毎日のように遊んでいた仲のいい友だちも徐々に結婚していくことでしょう。親しい友人だからこそ、心から祝福したいものですが、人の心は複雑で、幸せになってほしい相手のおめでたいときでも、他のことを思ってしまう場合だってあります。特に、「授かり婚」の場合、複雑な心境になる人も……。そこで、働く女性たちに、こんな質問をしてみました。
Q.仲のいい友だちが「授かり婚」をした場合、どう思いますか?
●1位「何も思わない」……66.5%
○2位「うらやましい」……17.4%
●3位「ちょっと同情」……16.1%
半数以上の人は「何も思わない」と答えましたが、3割以上の人が、複雑な感想を抱いているのは事実のようです。では、それぞれの回答を選んだ理由がどんなものか、ランキング順に見ていきましょう。
<1位「何も思わない」>
■おめでたい!
・「良かったなと思うくらい。あんまり何とも思わない」(29歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)
・「おめでたいことなのでいいと思います」(23歳/その他/その他)
本当に親しい友だちだからこそ、こういうときは、素直に「おめでとう」と言ってあげたいもの。「他に言いたいこともあるけど黙っておこう」なんて葛藤は抱かずに、素直に伝えたいですね。
■これだって結婚の仕方
・「どのタイミングで結婚するかはそれぞれの自由だから」(28歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「結婚のきっかけのひとつだから」(34歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
「授かり婚」は、いわゆる「デキちゃった結婚」として、以前はネガティブな印象がつきまとうものでしたが、今ではもう結婚のきっかけのひとつとして、定着してきた感じがありますね。
<2位「うらやましい」>
■2つの幸せが
・「幸せが一気にきてうらやましい」(33歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)
・「おめでたいことが二重になってうらやましい」(25歳/医療・福祉/専門職)
結婚と妊娠、この両方に憧れている人にとっては、まさに羨望のまなざしを向けてしまう対象でしょうね。結婚も妊娠もおめでたいことです。決して、人生にとってマイナスなものではありません。
■妊娠できて……
・「そんな簡単に赤ちゃんができるんだとうらやましい気持ち」(28歳/電力・ガス・石油/事務系専門職)
・「私がなかなか子どもができないので」(28歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)
不妊治療中で、子どもができないことを思い悩んでいる女性たちも少なくありません。結婚自体は自分が先だったのに、なかなか妊娠にいたらないなんて場合は、特にうらやましさが強いでしょうね。
<3位「ちょっと同情」>
■まだ若いのに……
・「まだまだ若くて、遊べばいいのにお金もないようなどうしようもない男と結婚して離婚してる子たちが多いから」(22歳/商社・卸/営業職)
・「本当にその相手で良かったのかと、若くして産むのは自由がなくなって同情する」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)
望んで妊娠をする場合もあれば、避妊が失敗してしまい、望んでいなかったタイミングで妊娠した人もいることでしょう。その人の年齢や仕事の状況によっては、ついつい同情してしまうでしょうね……。
■順番が……
・「自分の年代だとちょっと恥ずかしいから」(33歳/その他/事務系専門職)
・「ちゃんとした順番では結婚できなかったんだなと思うから」(29歳/ソフトウェア/技術職)
本来は、結婚をしてから妊娠、メジャーな順番ですから、その枠から外れると、ちょっと恥ずかしいと思う人もいるでしょうね。本人たちだけではなく、周りからも「恥ずかしい人たち」という目で見られることも……。
まとめ
「授かり婚」をするカップルは、今の世の中少なくはありません。お互い、仕事の忙しさを理由にだらだら結婚を引き延ばしていたカップルにとっては、いいきっかけになることもあるでしょう。メジャーな形ではなかったとしても、親しい友だちが結婚したときは、心からお祝いしたいものです。
(ファナティック)
※画像はイメージです
※『マイナビウーマン』にて2016年10月にWebアンケート。有効回答数155件(22~34歳の働く女性)
※この記事は2016年10月31日に公開されたものです