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【ハーブセラピー】夜中なのに目が冴える……! “不眠女子”にオススメのハーブ4種

中澤小百合

不眠改善が期待できるハーブレシピ

 

・ハーブティーで

パッションフラワーは単独よりもジャーマンカモミール、リンデンフラワーなど、ほかのハーブとのブレンドすることで味も飲みやすくなり、相乗効果も期待できます。また、バレリアンもクセのあるニオイがあるので、少量を使用し、ほかのハーブとブレンドしましょう。バレリアンはサプリメントを利用することもできます。ジャーマンカモミールは牛乳と相性がいいため、カモミールミルクティーとしても楽しめます。眠気をもよおすハーブは車の運転や機械を操作するなど、注意力を必要とする作業の前に飲むのは避けましょう。

最後に

慌ただしいまま1日を終えるのではなく、できればゆっくりお風呂に入り、日中の緊張から体を解き放ち、ハーブティーでリラックス。そんな時間を持つことでよりハーブの力が発揮される気がします。

心と体を癒すハーブをご紹介してきたこの連載も今回で最終回になりました。これまで読んでくださったみなさま、ありがとうございました。

ハーブを上手に取り入れるコツは、まず自分の体の声に耳を傾けてあげること。体の不調が表れている背景には食事や生活の習慣、心の状態などが影響していることが多いものです。「痛み」などの症状を消すだけでなく、その背景にあるものに目を向けたうえで、ハーブでケアするのがオススメです。何か不調を感じたときに「こんなとき、ハーブがいいかも?」と思い出していただけたら、うれしく思います!

※ハーブのなかには子宮を収縮させる作用などにより流産や早産につながる恐れがあるものがあります。妊娠中のハーブの使用には注意し、必ず事前に医師に相談のうえ、ご使用ください。

※ハーブによっては薬の効果に影響を及ぼすものがあります。治療中の病気がある方、薬を服用中の方は、必ず事前に医師に相談のうえ、ご使用ください。

※ハーブは薬ではありません。病気の予防や軽い不調を和らげるためのサポートとして利用しましょう。

(文:中澤小百合、イラスト:奈良恵)

●参考文献

『メディカルハーブ ハーバルセラピストコース・テキスト』(日本メディカルハーブ協会)
『ハーブと精油の基本事典』林真一郎著(池田書店)
『ハーブティー事典』佐々木薫著(池田書店)
『専門医が教える体にやさしいハーブ生活』橋口玲子著(幻冬舎)
『ニールズヤード式 女性のための症状別ナチュラルケアBOOK』ニールズヤード レメディーズ監修(河出書房新社)

※この記事は2016年09月21日に公開されたものです

中澤小百合

日本メディカルハーブ協会認定ハーバルセラピスト。
出版社勤務を経て、フリーランスのライターに。会社員時代に酷使してしまった心と体を癒すべく暮らしに取り入れた自然療法の魅力にはまり、現在はアロマ、ハーブ、フラワーエッセンスなどの植物による療法や各種セラピーに関する記事を主に執筆。カラーセラピスト、フラワーエッセンスアドバイザーとしても活動中。

ブログ:「Sayuriのカラー&ボタニカル・エッセンス」
http://ameblo.jp/waterviolet-therapy/

ホームページ:「植物と色の癒し Waterviolet-Therapy」
http://waterviolet-therapy.jimdo.com/

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