同性の「幸せ自慢」VS「不幸自慢」、女性をよりイラッとさせるのは?
気の合う仲間との雑談は、女性にとって効果的なストレス解消法です。いろんな話題で盛り上がると、気分も明るくなりますよね。しかし、相手の話が自慢ばかりだと、少々辟易してしまうことも。自慢話にもいろいろありますが、アラサー女性のみなさんをよりムカッとさせるのは「幸せ自慢」と「不幸自慢」のどちらなのでしょうか。アンケートで調査しました。
Q.同性の「幸せ自慢」と「不幸自慢」、ムカつくのはどっち?
「幸せ自慢」……49.0%
「不幸自慢」……51.0%
どちらの方がムカつくのか、女子たちの意見はほぼ半々という結果になりました。それぞれがムカつく理由についても紹介します。
<「幸せ自慢」と回答した女性の意見>
■自己アピールがうざい
・「私がこの中で一番幸せ、と言わんばかりに自慢してこられるとうんざりする」(33歳/食品・飲料/事務系専門職)
・「自分アピールが多すぎてムカつく」(31歳/金融・証券/事務系専門職)
自分が幸せなときには、つい気持ちが大きくなり、周囲を思いやる気持ちを忘れてしまうのかもしれませんね。浮足立った様子は、見ているだけで腹立たしいもの!? 「周囲には不幸な人もいるんだよ」と声を大にして言いたくなります。
■ひがんでしまいます
・「わざわざ自慢しなくていいと思う。自分が幸せならそれでいいじゃんって思えないところが性格悪いなって思う」(32歳/建設・土木/事務系専門職)
・「数個なら許容範囲だが、何十個も言われると、さすがに不幸になれと呪いそうだから」(32歳/金融・証券/専門職)
・「自分と比べてひがんでしまいそうです」(34歳/医療・福祉/専門職)
幸せ自慢をする知人、というよりも、素直に喜んであげられない自分に対して、モヤモヤする女性も多いようです。幸せが訪れる瞬間は、人それぞれ。頭ではわかっていても、感情で受け入れるのは難しいです。
では次に、反対意見も紹介します。
<「不幸自慢」と回答した女性の意見>
■面倒な同情
・「幸せ自慢はまだ『ムカつくぅ~』といって盛り上がれるが、不幸自慢はひたすら『かわいそう』とか同情してあげないとならないのでイラッとする」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「そんな自分をかまって慰めてほしいんだろうなーと思うと気持ち悪い」(32歳/情報・IT/クリエイティブ職)
ハッピーな自慢よりも、言葉を選ぶ必要があるのが、不幸自慢です。どう言えば相手を励ましてあげられるのか……考えるだけで疲れてしまいそう! また不幸自慢をする人は、その状況に酔っている可能性も大。どう言おうがムダ! という考え方もありますよね。
■不幸が乗り移る?
・「不幸をこちらにも感染させようとしているのか、と思わずにはいられないくらい盛大に自慢してくるから」(32歳/自動車関連/技術職)
・「不幸を自慢されても周囲も暗くなるしいいことが何もない」(28歳/ソフトウェア/技術職)
・「幸せ自慢は、それを超えようというモチベーションになる。不幸話は何も得られない」(33歳/医薬品・化粧品/その他)
不幸な話ばかりを延々と聞かされていると、なんだかこちらの気持ちまで、どんよりと重くなってしまうもの。暗い雰囲気が、さらにネガティブな事象を惹き付け、不幸スパイラルに陥ってしまいそう……! 嫌な思いをさせられた上に、不幸体質までうつされたら、たまったものじゃありません!?
<まとめ>
幸せ自慢も不幸自慢も、ほどほどであれば、女子会のトークネタとして盛り上がるものです。しかし自慢の度が過ぎると、どう対応していいのか戸惑い、ときにはイラッとしてしまうこともあるようですね。幸せ自慢や不幸自慢で周囲の人にドン引きされないよう、十分に注意したほうがよさそうです。
(ファナティック)
※画像はイメージです
※マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年7月20日~7月26日
調査人数:100人(22歳~34歳の社会人女性)
※この記事は2016年08月02日に公開されたものです