男性激白! グレーかもしれないけど「セクハラ」じゃない!? と感じること4つ
昨今は「ハラスメント」の基準がどんどん厳しくなっている風潮がありますが、職場におけるセクハラも、以前のような考え方では少し甘いかも、と感じる人もいるのではないでしょうか。「もしかしたらこれはセクハラに該当するかも」と感じた経験を、社会人の男性たちからうかがってみました。
執拗にプライベートを探る
・「女性に対して、彼氏の存在やデートの内容を聞く」(31歳/その他/経営・コンサルタント系)
・「女性職員に休みの日の過ごし方などをめっちゃ聞いてる人がいた」(31歳/情報・IT/その他)
正直、それを聞いて何になるんだろう? という質問ですね。聞いてくる方はコミュニケーションの一環として聞いているのかもしれませんが、社内でする会話としては少々不適切な感じもありますね。
「男なんだから」は男女差別!?
・「男なんだから、力仕事ができて当たり前と言わんばかりに、重いものを平然と持たせられたことがある」(32歳/学校・教育関連/その他)
・「男性職員のドレスコード。長髪の私に対してたまに髪を切れと言う先生がいる」(33歳/学校・教育関連/その他)
「男は男らしく」といった、何の基準もない「らしさ」を強要する考え方は男性に対するセクハラなのでは? という意見です。性に対する価値観は人それぞれ。自分の基準で相手を非難するのは考え物ですね。
女性は男性の仕事のお手伝い!?
・「女性だけにお茶くみをさせることですかね。また、会社の飲み会で、女性はお酌して回らなければならないこと」(31歳/その他/技術職)
・「掃除や買い出しなどを女性が自然に行う雰囲気」(35歳/商社・卸/営業職)
同じように女性に対しても「女なんだから」という扱いをする男性がいます。その様子はまるで男性社員である旦那さんに女性社員の妻がかしずいているよう。男女平等とはいっても、なかなか払しょくできない慣習があるようです。
結婚時期はあなたが決めることじゃない
・「30代以上で結婚しないことについて執拗に絡む上司」(35歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「早く結婚しないのか?と上司に言われた」(32歳/運輸・倉庫/その他)
言っている側は激励のつもりかもしれませんが、男女にかかわらず、結婚観に触れられたくないと思っている人も多いはず。「こっちにはこっちのタイミングがあるので、どうぞお構いなく」と言いたくなりますね。
まとめ
体を触るなどのあからさまなセクハラでなくても、境界線があいまいな不快な行為はけっこう見受けられるようですね。これらの行為は受け取る側が不快に感じた場合はセクハラとして問題提起されてしまうこともあります。みんなが爽やかな気持ちで働くためにも、きわどい言動は避けた方がよさそうですね。
(ファナティック)
※画像はイメージです
※マイナビウーマン調べ(2016年5月にWebアンケート。有効回答数203件。25歳~35歳の社会人男性)
※この記事は2016年07月01日に公開されたものです