「先が思いやられる」とは? 意味と使い方を例文で解説
「先が思いやられる」とは、現状を鑑みて先行きに不安を感じた時に使う言葉です。この記事では「先が思いやられる」の意味や類語を分かりやすく解説。併せて、アンケートで集まった「恋人との付き合い始めに『先が思いやられる』と感じた瞬間」をご紹介します。
「先が思いやられる」は日常的によく使われる言葉ですが、実は意味がよく分からないという人も少なくないのでは?
今回は「先が思いやられる」の意味や類語・言い換え表現を分かりやすく解説します。
併せて、恋人との付き合い始めに「先が思いやられるな」と感じた瞬間についてアンケートで聞きました。
「先が思いやられる」とは
「先が思いやられる」とはどんな言葉なのでしょうか。まずは基本的な意味を抑えておきましょう。
言葉の意味
「先が思いやられる」は以下のような意味を持つ言葉です。
先が思いやられる
読み方:さきがおもいやられるこの先、悪い状況に陥りそうで不安だ、心配だ、といった意味の表現。行く先が案じられるさま。
出典:『実用日本語表現辞典』
「先が」はこの先、つまり未来を指す言葉。「思いやられる」は、事態が悪くなりそうだと心配されることを意味しています。
類語・言い換え表現
「先が思いやられる」と似たような意味で使われる表現には、以下のようなものがあります。
・先行きが危ぶまれる
・今後が心配
・雲行きが怪しい
・行く先の不安な
・お先真っ暗
どれも、将来の見通しが悪いことを意味する表現です。
「先が思いやられる」を英語で言うと?
「先が思いやられる」を英語で表現したい時は、以下のような言葉を使ってみましょう。
・It doesn?t bode well.
(先が思いやられる・幸先が悪い)
bodeは「~の予兆となる」「~の前触れになる」を指す言葉で、bode wellになると「良い前兆・前触れ」を意味します。それを否定形にすることで、「先が思いやられる」というネガティブな意味に伝わるのです。