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【ハーブセラピー】慣れない環境で疲れてない? 新生活のストレスを癒すには“香り”がカギ!

中澤小百合

ストレスを和らげるハーブレシピ

・ハーブバスで

ハーブの精油成分が揮発し、アロマセラピー効果をもたらし、心身の緊張の緩和が期待できます。肌からもハーブの有効成分を吸収でき、ジャーマンカモミールやラベンダーは肌にいい成分もたくさん含んでいるので、スキンケア効果も期待できます。濃い目に淹れたハーブティーをお風呂に入れるか、茶葉を布袋やお茶パックのようなもので包んでお風呂に入れて揉みだすだけでもOK。うっすら色のついたお湯と穏やかな香りでリラックスタイムを!

疲れてお風呂のお湯をためるのがめんどうなときは、洗面器にお湯を入れて、手首のあたりまでをお湯につける手浴もオススメ。やさしい香りの湯気を浴びながら手がじんわりあたたまってくると、緊張がほどけていくのを実感できると思います。

・ハーブティーで

単品でもいいですが、2~3種類をブレンドするとより相乗効果が期待できます。リラックスを促すハーブは眠気を誘うものが多いので、夜に飲むのがオススメ。カフェインを含まないので、寝る前に飲んでも安心です。ラベンダーは香りにも癒されるハーブですが、香りが強いのでブレンドするときはまずは少量から試してみましょう。ジャーマンカモミールは牛乳と相性がいいので、カモミールミルクティーにするものオススメの飲み方。ハチミツを少したらすとホッとするおいしさに。

最後に

ストレスケアはハーブの得意分野。ハーブの有効成分が体に働きかけるだけでなく、自分を癒すためにハーブを楽しむ時間を持つこと自体が、ストレスの解消に大きな意味を持つのではないかと思っています。がんばった自分を労わってあげる時間をほんの少しでも作って、ストレスをためない生活を目指してくださいね。

※ハーブのなかには子宮を収縮させる作用などにより流産や早産につながる恐れがあるものがあります。妊娠中のハーブの使用には注意し、必ず事前に医師に相談のうえ、ご使用ください。

※ハーブによっては、薬の効果に影響を及ぼすものがあります。治療中の病気がある方、薬を服用中の方は、必ず事前に医師に相談のうえ、ご使用ください。

※ハーブは薬ではありません。病気の予防や軽い不調を和らげるためのサポートとして利用しましょう。

(文:中澤小百合、イラスト:奈良恵)

●参考文献

『メディカルハーブ ハーバルセラピストコース・テキスト』(日本メディカルハーブ協会)
『ハーブティー事典』佐々木薫著(池田書店)
『専門医が教える体にやさしいハーブ生活』橋口玲子著(幻冬舎)
『ニールズヤード式 女性のための症状別ナチュラルケアBOOK』ニールズヤード レメディーズ監修(河出書房新社)

※この記事は2016年04月06日に公開されたものです

中澤小百合

日本メディカルハーブ協会認定ハーバルセラピスト。
出版社勤務を経て、フリーランスのライターに。会社員時代に酷使してしまった心と体を癒すべく暮らしに取り入れた自然療法の魅力にはまり、現在はアロマ、ハーブ、フラワーエッセンスなどの植物による療法や各種セラピーに関する記事を主に執筆。カラーセラピスト、フラワーエッセンスアドバイザーとしても活動中。

ブログ:「Sayuriのカラー&ボタニカル・エッセンス」
http://ameblo.jp/waterviolet-therapy/

ホームページ:「植物と色の癒し Waterviolet-Therapy」
http://waterviolet-therapy.jimdo.com/

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