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「話乗っ取り魔」になってない? 周囲にウザがられる「知ってますアピール」

ファナティック

ウザい人は知識を得ると、それを他人に聞かせたくなるものです。他人がその知識を必要としているときなら、物知りとして重宝されるのですが、他人が求めていないにも関わらず知識をアピールする人はあまりいい印象を与えません。ウザいと感じた知人のアピールについて、社会人の女性に聞いてみました。

自分のほうが知っているとでも?

・「ずっと担当してきた営業先を後輩に引き継いだところ、その得意先や先方の担当者についてここぞとばかりに知っている情報をアピールしてくるようになった。それだけリサーチできているのはすごいが、『私はその5倍の期間、担当してたんだよ』と言いたい」(29歳/印刷・紙パルプ/営業職)

・「就職先が決まったときに『その業界の〇〇は、やめたほうがいいよ』と先輩に言われた。私は民間企業に内定し、彼は教員志望で民間企業の就活をやったこともない。知った口を聞くな! と正直、思ってしまった」(24歳/不動産/営業職)

こういう人は基本的に誰よりも知っている自分に酔っているんだと思いましょう。自分よりもその件に関して詳しい人の前で知識を披露するなど、本来なら恥ずかしくてできることではありませんが、自分に酔っている人は恥ずかしげもなく披露するものです。

得意げになって話す間違った知識

・「資格がないのに、やたらその資格に関することを話すし、間違ったことを言っている人」(29歳/自動車関連/事務系専門職)

・「レイコップをしたら太陽のニオイがした、と話したら、それはダニの死骸のニオイですよ、と言われた。そんなダニだらけなのかとショックで調べたら、ダニの死骸のニオイではなく、汗などを分解する際のニオイだとわかり、みんなの前で恥をかかされた知ったかぶりがウザイと感じた」(31歳/機械・精密機器/事務系専門職)

知識をアピールする人に限って、その知識が間違っていることも多くあります。ですので、話半分で聞くぐらいがちょうどいいでしょう。あくまでアピールにすぎないので、本人にとってもそれが正しいかどうかなんてどうでもいいのです。聞く側もあてにしてはいけません。

気分がいいのはアピールしている人だけ

・「会社の飲み会で披露された上司のお酒うんちく。上司は気分よさそうに話しているが、私たちは延々と聞かされるので苦痛」(24歳/食品・飲料/専門職)

・「友人の温泉の成分詳しいアピール」(23歳/不動産/事務系専門職)

正直、その場にいる人はそんなことにまったく興味はありません。誰も求めていないのに延々とアピールを続ける姿のなんと虚しいことか。自分の姿がとても滑稽であることに気づいていないのでしょう。

どんな話題も自分の話にすり替える

・「何人かでご飯を食べていて、その内の一人が『こんなことがあって……』と話していたら、『自分にもそのエピソードがあった』と言って話を根こそぎ持っていく友人。また別の人が話し始めたら、『あ、それ私の友達が言ってたのと一緒だー』とまた話を乗っ取った。結局5人いるメンバーのうち、4人(乗っ取り屋の友人以外)は全て話を持っていかれた」(31歳/建設・土木/技術職)

・「マンガののだめカンタービレの話をしていたときに、『俺、あのマンガの内容以上にクラシック詳しいよ』と強引に会話に入ってきた先輩。クラシックの話じゃなくて漫画の話をしてるのに……と思った」(33歳/小売店/販売職・サービス系)

こういった傾向は女性に多いのかと思いきや、近頃は男性にも「話乗っ取り魔」が存在しているようです。何を話していても自分の話にすり替えなければ気が済まない彼らには、そのうち話題を提供してくれる人もいなくなってしまうでしょう。

会話とは言葉のキャッチボールです。人と話をするときは、相手の話の腰を折らない、話の要点をずらさないことが最低限のマナーです。いくら詳しくても、知識をひけらかして、他人に煙たがられないよう気を付けましょう。

(ファナティック)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2015年10月~11月にWebアンケート。有効回答数226件(22歳~34歳の働く女性)

※この記事は2016年01月05日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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