合わない人の特徴と原因。ストレスを感じない付き合い方とは
「職場の人間と合わないから辞める」はあり?
上司や同僚にも、そりが合わない人がひとりや2人はいるものです。職場の人たちと合わない理由を、自分の外側の問題だと捉えたまま辞めてしまうと、転職した先でも、同じように合わない人に出会ってしまうので、あまりおすすめしません。
たとえば、喜怒哀楽のはっきりした人がいて、その人の機嫌が悪いと、「私のせいかもしれない」と不安になり、気をつかってクタクタになってしまうとします。
しかし、「この人の存在が私に教えてくれることって何だろう?」と考えることができたのなら、「私はどうして機嫌が悪い人を見ると不安になるのだろう? どうして自分が何とかしようとしちゃうんだろう?」「私は感情的な自分を嫌ってないかな?」と考えることができるようになります。
そうやって自分の内面に気づきを持てると、合わない人と上手に付き合うためのスキルを身につけていくことができるのです。
合わないという理由で辞めるのは簡単ですが、その人を通じて見ることのできる自分自身の姿を受け入れていくことで、もっと過ごしやすくなります。
とはいえ、どうしても困ったことがあり、解決のために職場に働きかけ最善を尽くしたけれど改善しないという場合や、職場の雰囲気がそもそも合わないというケースでは、辞めるのも選択肢のひとつだと思います。
参考記事はこちら▼
(高見綾)
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※この記事は2015年10月28日に公開されたものです