メシマズ嫁って呼ばせない! 覚えておきたい料理の基本の「き」
カレに手料理をふるまうことは、家庭的な雰囲気のアピールに有効。「おいしい!」って喜んでくれる顔が見たくて、気合いが入りますよね。しかし、慣れないことをするとうまくいかず……。そこで今回は、「カレのために作って失敗した料理」をアンケート。上手に作るコツもご紹介します!
コレジャナイ……
・「チョコレートケーキ。なんか、クッキーみたいな、なんとも言えないものになっちゃった」(32歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「手をかければかけるほど茶色く、得体のしれないものになってしまった煮物。こっそり捨てた」(32歳/自動車関連/事務系専門職)
もはや何を作ったのかわからなくなってしまった人もちらほら。分量を間違えたのか、余計なことをしてしまったのか……。レシピを再度チェックして、原因を確認しておきましょう。そうすれば、次はうまくいくはず!
うっかりミスが命取りに
・「スパゲッティ。ソース作りに気をとられ、茹ですぎてしまった」(32歳/食品・飲料/事務系専門職)
・「鯖の味噌煮を煮込み過ぎて焦がした」(27歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)
・「焼きそばを作ったが、水の量が適当すぎて多くなってしまい、びちゃびちゃの焼きそばになってしまった」(28歳/ソフトウェア/技術職)
決して難易度は高くない料理だけど、ちょっとした油断が失敗のもとに……。特にスパゲッティの麺をゆですぎてしまったという意見が目立ちました。キッチンタイマーを使えば、うっかり忘れてしまうのを防げますよ。
味はともかく……
・「ひじき煮入りの卵焼き。ひじきが多すぎてぐちゃぐちゃになった」(32歳/その他/クリエイティブ職)
・「カルボナーラ。たまごが固まってしまい、スクランブルエッグみたいになってしまった」(32歳/その他/事務系専門職)
・「ハンバーグ。崩れて残念なことになったがそのまま出した」(33歳/アパレル・繊維/事務系専門職)
味付けはクリアしても、きれいな見た目にならないことは多々あり。特に卵料理は美しいフォルムを作るのが難しいですよね。火加減を調整したりして、何度も挑戦してみましょう。
味覚の差にも要注意
・「カレー。辛口にしたら、唐辛子を入れすぎて彼氏が腹痛になった」(25歳/運輸・倉庫/技術職)
失敗したわけではなく、むしろおいしくできた! けれど、残念ながらカレの口には合わなかったケースですね。特にカレーは家庭によって味付けもさまざま。事前に好みをチェックしておいたほうがいいかもしれません。
覚えておきたい料理の基本の「き」
がんばって作ったのに失敗してしまうのは悲しいですよね。「レシピ通りに作っているのにうまくいかない!」とお悩みの女性もいるのでは? そんなときは、料理の基本からおさらいをしてみましょう。
1.きちんと「味見」をしていますか?
分量通りに調味料を入れても、素材本来の甘みなどによって思ったような味わいを実現できないことも……。また、使用する機器によっても火加減や熱の伝わり方がちがうので、味見は必ずすること。ただし、何度も味の調整をしてしまうと決め手がわからなくなってしまうので、味見は3回までにおさえましょう。
2.「下ごしらえ」も重要なポイント
野菜の面取りをしないと煮崩れしやすくなるし、レバーや魚など、そのまま料理すると臭みが残ってしまう食材も。面倒だからと省略しがちですが、このひと手間が料理をおいしくするポイントなのです。ぜひ見直してみましょう。
3.火加減をチェック
弱火でコトコト煮込む料理なのに、時短しようと強火にしては焦げ付いてしまうのも当然ですよね。火力調節の目盛りだけに頼らず、炎の大きさや鍋などの調理器具への当たり方をチェック! IH調理器の場合は具材の火の通り方や鍋の様子を見て火加減をしましょう。
4.難しいレシピを選ばない
腕に自信がないのに、凝った料理に挑戦していませんか? 作業工程が多かったり、使用する調味料が多すぎたりするレシピは、料理初心者には不向き。まずは材料やステップの少ないレシピに挑戦して、料理になれていくこと。また、卵焼きやチャーハンのように、シンプルながらも味付けや成形が難しい料理もあるので、事前に練習しておきましょう。
いつもはうまくいくのに、カレの前で緊張して失敗してしまうこともあるはず。でも、基本をおさえておけば大丈夫。ふだんはあまり料理をしない人は勝手にアレンジをすることなく、レシピ通りに作ることからはじめてみましょう。
(藤井蒼/OFFICE-SANGA)
※『マイナビウーマン』にて2015年9月にWebアンケート。有効回答数132件(22~34歳の働く女性)
※画像は本文と関係ありません
※この記事は2015年09月29日に公開されたものです