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女性も付加価値がないと選ばれない! 「結婚はコスパが悪いからしない」コスパ男子が急増してる理由

「結婚はコスパが悪いからしない」「自分のためにお金を使いたい」という男子が急増中なんだとか。それを「コスパ男子」と呼び、何事も損得で考えるようです。そんなコスパ男子と、女性はどう向き合っていったらいいのでしょうか、なかなか難しそうですね。

最大の要因は社会不安

電通の「ワカモンのすべて」でのデータを見ると、20代の社会人が不安に思うことの第一位は「お金」。続いて「仕事」「結婚」という結果になりました。まさに「金銭的不安」を抱えているイマドキの男子にとって、お金のかかるデートやわずらわしい結婚は避けたいのが正直なところ。確かに結婚は、ふたりの気持ちだけでなく、ご両親やご近所、仕事や育児など、様々な問題が絡み合ってきます。「試しに結婚してみたけど、コスパ悪いからやめるわ」とはいかないでしょう。大きな決断はリスク分析をする、というのは、特に将来への不安を抱えている人なら、当然のことかもしれません。

とはいっても、恋愛をしないとコスパの良さは見極められません

結婚をしないんだから、恋愛も興味がないという、まさに「絶食男子」の延長線上に「コスパ男子」はいそうです。でももしも超コスパのいい相手が見つかったとしたらどうでしょう?ひとりでいるときの半分のお金で、倍の楽しみを味合わせてくれる女性だったら、損をした気分になりませんよね? ということは、そんな女性になれば、交際対象としてみてもらえるかも!?

女性は昔からコスパ重視

女性は昔からある意味、コスパを考えて相手選びをしてきたところがあると思います。子供を産んで育てていかなければいけませんし、そのために生活環境を無理なく整えてくれる人であるほど、安心して子供が産めます。働きもしない、収入も少ない、ぐうたらで育児も家事も手伝わないような人だと、イケメンでもお断り。それと同じでコスパ男子も、働いて稼いでくれる女子、生活の負担を半分に(それ以上でも)軽減してくれるなら、悪くないと思うはず。

ただし結婚にはたくさんの問題が含まれる

先ほども言いましたが、実際に結婚はいくつものハードルを越えなければいけません。結婚してからも問題は山積みです。本来ならそれを一緒に乗り越えることで生まれる絆に幸せを感じたり、一体感を得られるのですが、コスパ男子は「時間とお金がもったいない」と思うのでしょう。とてもドライです。それなら結婚にこだわる必要なんて、ないかなとも思います。でも恋愛はしてほしいですね。

女性にも付加価値が必要

黙っていてもおいしい食事をごちそうしてもらえる、誕生日にはプレゼントをもらえるという期待は、コスパ男子と付き合うならしないこと。むしろ相手が「あなたとならちょっといいレストランに行ってもいいかな」と思わせるくらい、本気で自分を磨かないといけません。でもそこまでいい女になったのなら、コスパを気にする男子になど、逆に興味はなくなりそうな気がします。惜しまずあなたにお金と時間をかけてくれる、ゆとりのある人。昨今の女性が、年の離れた男性と恋に落ちるのも、その辺りが関係しているのかもしれませんね。


コスパ男子もそうなりたくてなったわけではないと思います。お金や仕事に不安を抱えていたら、少しでも無駄を減らそうと思うのは生活の知恵。でも支出を抑えることでゆとりを生み出すよりも、「もっとバリバリ稼いでやる!」と収入を増やす熱意を持っている男子の方が、頼もしい気はしますよね。

(鈴木ナナ/studio woofoo)

※この記事は2015年09月15日に公開されたものです

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