一歩引くのはもう古い!? 男性は、彼女に「自分を立ててほしい」と思ってる?
◆彼女に対して「自分を立ててほしい」と思ったことはありますか?
「ある」と回答した人が43%、「ない」という人が57%という結果に。自分の友だちや知り合い、親の前で「立ててほしい」と考えている男性が多いようでした。また、「立ててくれるだけで単にうれしい」という人や、「自信がつく」という声も。一方で、「立てられるとプレッシャーに感じる」「男を立てるのは古い考え」という意見もありました。
[回答者数:100(1年目=7.0%、2年目=7.0%、3年目=5.0%、4年目=7.0%、5年目=9.0%、6年目=12.0%、7年目=11.0%、8年目=9.0%、9年目=5.0%、10年目以上=28.0%、その他=0.0%)/『マイナビウーマン』調べ。2015年7月にWebアンケート、22~39歳の社会人男性]
Q.そう答えた理由や具体的なエピソードがあればお答えください。
■親の前で立ててくれると株があがる
・「親の前で自分を立ててくれると、よくできた女性として親から見られるから」(不動産/その他/7年目)
・「相手の親にあいさつに行ったとき」(農林・水産/販売職・サービス系/9年目)
■自分がエラそうにふるまうのは嫌
・「相手にいろいろ指図したりするとよくないと思うから」(情報・IT/技術職/4年目)
・「それは傲慢なので」(小売店/販売職・サービス系/8年目)
■女性としてすばらしい
・「女性の度量の大きさを感じるし、男性の扱い方をよくわかっていると思うから」(機械・精密機器/技術職/5年目)
・「お金がないときに、黙ってお金を渡して俺が全部払った感じにしてくれたのがうれしかった」(情報・IT/クリエイティブ職/1年目)
■気を使われたくない
・「そうやって気を使ってほしくないから」(建設・土木/技術職/12年目)
・「自然でいい」(食品・飲料/販売職・サービス系/1年目)
■単純にうれしいもの
・「自分の友だちといるときに何かとフォローしてくれるとうれしいから」(運輸・倉庫/秘書・アシスタント職/11年目)
・「自分のことを立ててくれるとうれしいから」(情報・IT/技術職/9年目)
アンケートに「もうそんな時代じゃない」という回答がありましたが、たしかに「男性を立てる」と言うと、なんだか古めかしいイメージがするかもしれませんね。「亭主関白」という言葉があるように、「夫に従う妻」がいい妻としてとらえられていた時代もあったかもしれませんが、今では6割近くの男性が「立ててほしい」と思ったことがないようです。
立ててほしいと思わない男性からは「気を使われたくない」という声も聞かれましたが、ムリをして男性を立てようとすると気を使っているように思われるのかもしれません。筆者はお互いをリスペクトし合えるような男女関係がいいなと思うので、自分の友だちの前では彼を立てて、彼の友だちの前では彼が私を立ててくれる……という関係が理想です。でも、日本人男性は人前で女性をほめるのが苦手そうなので、それはちょっとハードルが高いかな(笑)。
(text:宇田川ノリコ)
※この記事は2015年09月09日に公開されたものです