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「同棲」はカップルに変化を与えるいいツール! 関係を前進させる方法とは?【後編】

五百田 達成

働く女性にとって気になる話題やトレンドワードをピックアップ。男女心理の専門家である五百田達成氏が、ユーザーのリアルな声とともにひもときます!

前編では、同棲を巡る意見の対立のうち「ズルズルしてしまう」対「予行演習になっていい」をチェックしました。ほかの視点も見ていきましょう。

「知りすぎてしまう」か「よく知ることができる」か

一緒に住めば、相手の性格や生活スタイルを知ることができるという面についても、否定派は、

・「暮らしてみてわかることもあると思うが、そこで嫌になってしまうとなかなか結婚に踏み切れないと思うから」(32歳女性/学校・教育関連/クリエイティブ職)

・「お互いのことを詳しく知りすぎてしまうから」(31歳女性/情報/IT/事務系専門職)

・「嫌な部分ばかり見えてきそうだから」(31歳男性/運輸・倉庫/技術職)

と、いろいろ知ってしまうと結婚できない可能性を指摘します。

肯定派はもちろん、

・「一度暮らしてみないと、その人の本性はわからないと思うので」(27歳女性/商社・卸/事務系専門職)

・「結婚する前にお互いの生活観を見るのはよいことだと思う」(31歳女性/不動産/専門職)

・「同棲したほうがいろんな面が見えて、あとでトラブルになることがないと思う」(31歳男性/商社・卸/営業職)

・「悪いところを見て、それでも結婚できるか確かめられるから」(35歳男性/情報・IT/技術職)

・「逆にお互いのことがよく理解できて結婚が近づくのではと思う」(32歳男性/商社・卸/事務系専門職)

と、メリットにフォーカスを当てます。

怖じ気づく? 期限を決める?

同棲を巡る意見の対立は、同じ事柄をどうとらえるかという議論なので、賛否両論が出るのは当たり前。それでも、男性・女性で肯定・否定の割合に差が出るのは、

・「結婚直前で怖じ気づきそう」(29歳男性/機械・精密機器/技術職)

という意見に代表されるように、なにがなんでもきちんと結婚の形を取りたい女性と、それほどでもない男性の意識のちがいでしょう。

・「同棲する前にちゃんと期限を作っておけばいいと思う」(30歳女性/建設・土木/事務系専門職)

といった「期限つき同棲」も巷では増えています。

関係に変化をもたらすツール

長く付き合ったカップルほど、マンネリになりがち。そんな2人にとって同棲は、よくも悪くも、関係に変化を与えるいいツールになります。

期限つきの同棲を提案してもいいでしょうし、同棲の話が盛り上がったついでに「じゃあ、一応親に挨拶だけ」と話を進めてもいいでしょう。今回の調査で、男性は意外に、同棲に抵抗がないことがわかったわけですから、その気持ちをうまく活用して、関係を前進させたいものです。

その結果、彼から同棲を断られたり、してみたら嫌なところが見えてしまったりしても、「早くにわかってよかった」とポジティブにとらえる姿勢が、人生には必要です。

(作家・心理カウンセラー:五百田達成)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2015年4月にWebアンケート。有効回答数183件(22歳~34歳の働く女性)

※マイナビウーマン調べ(2015年4月~5月にWebアンケート。有効回答数101件。22歳~39歳の社会人男性)

五百田 達成

作家・心理カウンセラー。東京大学教養学部卒業後、角川書店、博報堂、博報堂生活総合研究所を経て独立。「コミュニケーション心理」「社会変化と男女関係」を専門に講演や執筆。近著『察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)が、22万部を超えるベストセラーに。

●五百田達成オフィシャルサイト:http://www.iotatatsunari.com/
●Twitter:https://twitter.com/ebisucareer
●Facebook:https://www.facebook.com/iotatatsunari.net

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