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マジで!? 既婚女性が離婚届を隠し持つ理由「いざというときのために」「出すのは時間の問題」!?

森川ほしの/OFFICE-SANGA

既婚女性が離婚届を隠し持つ理由結婚するときには、きっと誰もが「一生この人と添い遂げよう」と決意するはず。しかし、現実には離婚する夫婦があとを絶ちません。もしかしたら、とりあえず結婚生活を続けているものの、「離婚」の二文字が頭をかすめている女性もいるのでは? そこで今回は、既婚女性たちに「離婚届を隠し持っているかどうか」、こっそり聞いてみました。

Q.実は、離婚届を隠し持っていますか?

はい……5人(7.0%)
いいえ……66人(93.0%)

離婚届をこっそり「持っている」と回答した女性は、全体の7%にとどまりました。いや、これはとどまっていると言えるのか? 微妙な気もしますね。むしろ多いような……。とにかく、「離婚届を隠し持っている」理由を見てみましょう。

2度目はない!

・「夫の不倫があって、もう二度と信用できないので」(33歳/小売店/販売職・サービス系)

不倫発覚があっても、現在は結婚生活を続けているということですね。ただ、それは許したとか、信頼が回復したとかいうことではなさそう。隠し持った離婚届の出番がないよう、「2度目」がないことを祈ります。

提出までは時間の問題

・「隠し持っているというか、離婚調停中」(26歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)

もうすでに、離婚の話が進んでいるという女性も。別々の人生を歩む決断をされたのですね。

いざというときに備えて

・「経済的DVを微妙に受けていることと、モラハラがちょいちょいあるから。いざというときは証拠も持っているし、子どもに今はまだ優しいけど、害をなすと判断したら速攻たたきつける」(29歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

経済的DVというのは、「生活費を渡さない」「働きに出ることを許さない」「お金の使い道を細かく管理・指摘する」といった、金銭的な面で配偶者を追い詰める好意を指す言葉だそう。「ちょいちょい」とは言えモラハラも感じているようですし、我慢しすぎていないか、ちょっと心配です……。

このように、離婚届を隠し持っている既女たちには、やはりそれなりの理由がある様子。もし、妻の引き出しにコッソリ離婚届がしまわれていたら……。そうれはもう、夫婦の危機ととらえるべきかもしれません。

それでは続いて、今回のアンケートで「隠し持っていない」と回答した女性たちのコメントも紹介しておきたいと思います。

私たちは大丈夫!

・「離婚する気がゼロだから」(30歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)

・「お互い両親が離婚していて離婚がイヤなので、『絶対離婚するものか』とお互い思っているから」(28歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「必要じゃない! と信じている」(32歳/金融・証券/事務系専門職)

結婚生活に不満がなく、「この人とずっと一緒にやっていこう」と思えているなら、離婚届なんて不要。隠し持っていると、無駄なモメごとを招きかねません。

将来的にはわからないけれど……

・「必要なときに、取りに行けばいい」(27歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「まだ必要ないと思うから」(25歳/金融・証券/販売職・サービス系)

そう、先のことは誰にもわかりません。そのときはそのとき。現時点では、離婚届を持っておく必要性を感じていない女性が多いようです。

「隠し持って」はいない!

・「堂々と持っている」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「隠し持とうとしてできていない」(30歳/生保・損保/事務系専門職)

たしかに「隠し持って」はいませんね……。「堂々と」ということは、夫も合意の上で、離婚届を持っているということでしょうか? 何か契約のようなものが交わされているのかもしれませんね。

結婚したら、一生添い遂げる。もちろん、これが理想ではありますが、それがなかなか難しい世の中。できれば離婚届に触れることなく結婚生活を終えたいものですが……。お守りがわりに離婚届を隠し持つ。そんな既婚女性が、今後増えていくような気もします。

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年5月にWebアンケート。有効回答数71件(22~34歳の既婚女性)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年06月22日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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