ひきこもってゲームばかりしている人―実は普通の人よりも社交的になれる

暇さえあれば、スマホでゲーム、自分の部屋にこもってゲーム、電車でもどこでもゲームをしている人をみると「暗いヤツ」とレッテルを貼られてしまうのはある意味しかたのないことかもしれません。
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社会性に欠け、人と話したりなどと言った基本的なコミュニケーション能力が欠けていると判断されることが多いゲーマーたちですが、実は案外そうでもないとわかったのです。
ゲーマーと社会性に関する研究をしたのは、エンターテインメント・ソフトウェア協会でアメリカの約1,300人のゲーマーを対象に行われました。
調査の結果、ゲーマーはそうではない人たちに比べると社交的で、頭が良く、楽観的で、家族との関係も良く、人生に成功している人が多いとわかったのです。
例えば、「あなたは自分に自信がありますか?リーダーとなる素質があると思いますか?」という質問に対しては、ゲーマーは60パーセントがイエスと答え、そうではない人はたったの35パーセントがイエスと答えたそうです。
さらに「家族関係は良いですか?」の質問に対してはゲーマーは79パーセントがイエスと答え、そうではない人は63パーセントがイエスと答えています。
このように意外とゲーマーの人々は社会的な面もあるとわかりました。これはアメリカで行われた調査なので、もちろん日本人との差も考慮しなければなりませんが、日本人のゲーマーも案外仲良くなりやすい人たちなのかもしれません。
ゲームばかりしているからと敬遠せずに、一言話しかけてみればいい友達になれるかもしれませんよ。
Survey: Video gamers more social and more socially conscious
http://www.usatoday.com/story/tech/gaming/2014/06/05/video-game-players-stereotypes-debunked/10008019/
※この記事は2014年07月14日に公開されたものです