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過去の失敗がよみがえり、恋に一歩踏み出せないアナタへ「失敗の原因を4つで分類し言い訳をしてみる」

あなたには、つらい恋の思い出がありますか?「失恋なんて、誰でも経験すること」なんて慰められても、深い傷は癒えません。大抵は時間が解決してくれるものですが、いつまでも引きずってしまう方は、前向きになれるマインドコントロールを実践してみましょう!

【失恋したときには聞きたくない曲⇒「モー娘。『LOVEマシーン』」「西野カナ『会いたくて 会いたくて』」】

ワイナー、失敗の原因とは

終わった恋は「思い出すのもつらい」という方も多いのかもしれません。しかし、あえてしっかりと見つめ直すことで、前へ進む力を得られることもあります。まず大切なのは、恋が終わってしまった理由を、自分の中でどう捉えるのかという点です。

心理学者ワイナーは、様々な事象への失敗の原因を、内的帰属(自分の能力や性格が原因)、外的帰属(周囲の環境が原因)という2つの種類にプラスして、その原因が「安定的」なのか「不安定的」なのかで判別し、4つに分類しました。

内的帰属で安定的な「自らの才能」、内的帰属で不安定的な「努力・方法」、外的帰属で安定的な「課題の難しさ」、外的帰属で不安定的な「運」が、これにあたります。

恋が終わった原因は……?

では、あなたが引きずっている過去の恋は、何が失敗の原因だったのでしょうか。傷を引きずって新たな恋に踏み出せない方の中には、「自分に原因があったんだ」と、内的帰属な原因を挙げるケースが多いものです。しかし恋の失敗の原因は、必ずしもあなた一人にあるわけではありません。

ここは敢えて、気持ちを切り替えてみてください。内的帰属ではなく外的帰属に、理由を求めてみるのです。「タイミングが悪かった」「彼が理解しにくいタイプだっただけ」と考えると、少しは気持ちも軽くなることでしょう。

言い訳は大切

さて、恋が終わった原因を自分以外のせいにすることは、つまり「言い訳」にあたります。大人としては少々格好悪いと感じがちですが、実は言い訳をすることは、人間の心にとって大切なことなのです。言い訳には、その人の心を落ち着かせる効果が期待できます。

まずは落ち着くことで、失敗した原因や、同じ失敗を繰り返さないためのコツなどが、また違った方向から見えてくるでしょう。

「自分は駄目なんだ……」と思ったときに、人が新たなチャレンジ意欲を持てないのは、当たり前のこと。まずは失敗の原因を「自分の外」に求めることで、自信を取り戻しましょう。思い出すのもつらい恋も、きっとあなただけが悪かったわけではないはずです。

ぜひ視点を変えて、新たな一歩を踏み出してくださいね。過去の傷が完全に癒えるのは、新たな恋がスタートしたその瞬間なのかもしれません。

※この記事は2014年07月11日に公開されたものです

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