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披露宴で人気の「映像演出」 音楽著作権(複製権)について知っていますか? ~調査結果

「一般社団法人音楽特定利用促進機構」(以下、ISUM)は、披露宴を開催したことのある、20代から40代の新郎・新婦800人を対象に、ブライダルシーンで使われている音楽に関する調査を行いました。

【 8割以上が披露宴で利用した「映像演出」って?】
披露宴でよく利用される「映像演出」とは、新郎新婦の写真や動画を元に、音楽を使ってドラマチックに伝える演出方法。
このような「映像演出」を披露宴で利用した人は、全体の70%。また、3年以内の披露宴での利用は80.5%に上りました。1年以内に開催した人では85.0%となり、昨今ますます多く利用されていることがわかりました。利用されている映像演出で一番多いのが、「プロフィール映像」で54.8%。2位は「エンディング映像」40.5%。3位は「オープニング映像」24.4%でした。

【 映像演出をDVD化したら??音楽が変更されていた人は 11.0% 】
披露宴で流した映像演出は、新郎新婦の思い出としてDVD等に残しておきたいもの。しかし、映像演出を「会場」や「ブライダル業者」に作成を依頼した人の内、手元に残ったDVDに披露宴の時と異なる音楽が入っていた、という人が、11.0%いました。
この理由は音楽著作権にあります。映像演出をDVDにコピーするためには、音楽著作権の「複製権」の手続きが必要ですが、それをせずに、オルゴール曲や著作権フリーの曲に変更したり、音楽を削除してDVDを作成するケースもあるそうです。

【 披露宴での音楽著作権(複製権)を知っていた人は 28.5% 】
映像演出などのように、披露宴で利用する楽曲をコピーして、CD、DVD、テープ等を作成する場合、著作権・著作隣接権の権利者に、許可・承認を得る必要があるとのこと。しかし、そのことを知っていた人は、28.5%でした。

【 音楽著作権(複製権)の手続きをしなかった人は 63.3% 】
実際に、楽曲をコピーしてCD、DVD、テープ等を作った人の内、音楽著作権(複製権)の処理をしなかった人は63.3%という結果に。著作権フリーの曲だけを選んで利用した人は13.6%。JASRACやレコード会社などの権利者と手続きをした人は1.6%。会場や業者などを通して手続きをした人は17%だったそうです。

披露宴の演出として一般的になっている「映像演出」。事前にトラブルを回避するためにも、音楽の利用については、会場や依頼する業者とよく話し合っておくことが必要ですね。
マイナビウエディングでは、相談会や、ブライダルフェアの情報を多数掲載しています。フェアでは、最新の演出方法の提案や、アドバイスもあるからぜひ参加してみて。少しでも気になることがあれば、ぜ気軽に相談してみてくださいね!

調査方法:インターネットアンケート
調査実施機関:楽天リサーチ株式会社
調査実施期間:2014年6月6日~6月9日
対象者:披露宴を開催したことのある新郎新婦800名
3年以内に披露宴を開催(400名)/ 3年~10年以内に披露宴を開催(400名)
対象年齢:20代~40代

※この記事は2014年06月19日に公開されたものです

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