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初対面で好感度アップさせる小技6つ―あなたはいくつ知っている?「本番直前まで目を閉じると瞳孔が開いて好感度が高くなる」

初対面の印象は、最初の1分間で決まると言われています。では、好印象を残すために気をつけるべきことは何でしょうか?

【間違うと大変!殿、様、小生、小職の正しい使い方】

●笑顔を手鏡でトレーニングする
自分の笑顔がひきつっていないか、自然に心からの笑顔になっているかを手鏡などでチェックする。客先訪問や来客を受ける場合に予めチェックしておく。笑顔でもクオリティ(質)に差があるもの。相手を心から歓迎している表情は、型だけで作れるものではない。

自分の表情が、心からの笑顔であるかチェックすることが前提。

●瞳孔を開く
TVの女性アナウンサーからかつて聞いた話。オンエア直前に目を閉じて、自分の大好きな人やものをイメージする。そしてキューの直前に目を開く。すると目の瞳孔が開くため、相手に対して好感をもっているという印象を与える。

人は自分に好感をもってくれる人に好感を抱きやすいもの。そのため、視聴者に好感を与えるとのこと。ビジネスで応用すれば、大事な方とお会いする折に、イメトレをしておき、瞳孔が開き、頬もやわらかく緩ませた表情でお会いする。

相手を敬い、誠意をもって準備することがコツ。

●クッション言葉を効果的に用いて、伝えづらいこともはっきりと伝える
上司やお客様に伝えづらいことはあるもの。そのまま放置しておくと、「なぜあの時に指摘してくれなかったの?」と相手に迷惑をかけてしまう場合もある。そこで効果的に使いたいのがクッション言葉(敬意表現の一種)。

例えば、「大変申し訳ないのですが~」、「宜しければ~」、「あいにく~」といった表現。例えば次のように使います。

「大変申し訳ないのですが、ここは禁煙でございます。宜しければ、喫煙エリアまでご案内致します。」などと提案する。これによって、禁煙と知らなかった相手に恥をかかすこともなく、また、タバコの煙で不快に人にも感謝される。

●トイレなど手を洗うコーナーに気をつける
トイレで手を洗った時に、洗面台の上に飛び散った水に平気な人と、それをティシューやハンカチでさりげなくふき取る人では差が出る。また、手をふくために、ハンカチを積極的に使う。備え付けのペーパータオルやエアータオルなどは基本的に使わないのがマナー。

これは他者が見ていなくとも心がけとしてやっておきたいこと。飲食店スタッフなど、特別の事情がある場合は別。

●廊下のゴミはまたがない
「ゴミまたぎ」という言葉がある。ゴミが落ちていても平気でその上をまたいで歩く人を指す。当然ゴミは拾って所定の場所に捨てるのがマナー。もちろん客先などでこれみよがしにやることは避けたい。

●敬語を間違えたときに言う言葉「大変失礼致しました」
いくら気をつけていても敬語を間違うことはあるもの。その時にきちんと「大変失礼致しました」といった言葉を添えて訂正する。これは社会人としての最低限のマナー。それができていれば、たとえ少し間違えたとしても相手は気分を害さない、かえって潔い人だと心の中で思ってくれるもの。

こうしたちょっとしたことで他者へ好印象を与えるか、不快感を与えるかが決まるもの。あなたのオリジナルも考えてみては?

●(文:深山敏郎/(株)ミヤマコンサルティンググループ/コミュニケーションズ・スペシャリスト)

著者プロフィール
著書:「できるリーダーはなぜ『リア王』にハマるのか」~100冊のビジネス書よりシェイクスピア~ 青春出版社刊。コミュニケーション改善の請負人として、高級ホテル、外食チェーン、外車ディーラー、IT企業など、20年で延べ4万人あまりを直接指導。夢は、英国でシェイクスピア芝居を英語で上演すること。http://www.miyamacg.com/ お問合せ先:info@miyamacg.com

※この記事は2014年05月06日に公開されたものです

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